2022/12/15教養・リベラルアーツ学校生活
つい先日1年次の後期スクーリングを終えたばかりのワオ高校。
12月6日(火)~9日(金)には、2年次の後期スクーリングも実施されました。
前期よりも随分と受講科目が増えた2年次生たちは、「次の授業って何!?」と混乱しながら、実験やワークが盛りだくさんの授業を進めていきました。選択科目によっては1日中授業を受けるという生徒も…。
今回は、そんな数多くの受講科目の中から、ワオ高校の魅力の1つでもある“教養探究”の授業の様子をご紹介します。
2年次の後期では、経済探究Ⅱと自然科学探究Ⅱの2科目が開講されており、どちらの科目も1年次の学習内容を踏まえた応用編となっています。
まずは経済探究Ⅱ。“起業の知恵”と“取引と駆け引き”という選択カリキュラムのうち、“起業の知恵”の授業の様子を見てみましょう。
“起業の知恵”では、“人が欲しいと思うもの”について考えるために、製品開発のプレゼン大会を実施しました。
まずはグループに分かれ、自分たちが売り出そうとしている製品、例えば洗濯機や掃除機などを多く買ってもらうためにどんな機能を付加するか?というテーマで意見を出し合いました。
「自分だったらどんな機能が欲しいかな…」「同じような製品ってあったっけ?」など、頭を悩ませる生徒たち。そして、販売価格やアピールポイントなども考えながら製品の企画書を作成。
そうして完成した企画書をもとに、製品の魅力を伝えるためプレゼン大会に挑戦!
それぞれのグループが考えた製品のプレゼンを聞き、「SDGsの視点も取り入れながら製品開発をできていてすごい」「温度設定のできる魔法瓶とかすごく実用的」とお互いのユニークな発想に感心している様子でした。
授業を受けた生徒たちからは、「“人が欲しいもの”を作るためには、あったら嬉しいと思う機能と、その機能が実現可能かどうかというバランスが大事」「まずはターゲット層について調べることも大切」などの意見が。気づきの多い授業になったようです。
一方自然科学探究Ⅱでは、“化学物質”と“科学技術”が選択カリキュラムとなっています。
“化学物質”では、日常的に目にする“石けん”をテーマとした実験授業を実施しました。
石けんの起源や原型についての説明を受け、石けんがどのような原理で作られているのか学んだ生徒たち。
油汚れを落とすための石けんも実は油でできていると聞いて「石けんってこんなレシピでできてるんだ…」と、とても驚いた様子でした。
石けんの原理について学んだ後は、オリジナル石けん作りに挑戦!
「この成分を混ぜたらいい石けんになるかも!」と先生の補助を受けながら自分だけの石けんレシピを考えました。
「混ぜてる腕が疲れてきた…」「これ本当に石けんになるの?」と不安そうな様子で作成していましたが、全員無事にオリジナル石けんを完成させていましたよ。
どの生徒も「みんなで話し合っていい調合ができた!」と満足気な様子でした。
また、閉講式後には、希望者を対象とした”スタディツアー”を実施しました。
ツアーの様子はこちらのブログをご覧ください。
無事に3泊4日の全日程を終えた2年次生たち。「今回も実験やグループワークがたくさんあって楽しかった!」「転入してきたばかりだけど、事前にオンラインで話してたからすぐ仲良くなれた」と明るい表情で話してくれました。
フリータイムに卓球をしたり、家から持参した楽器を持ち寄って演奏したりする姿もみられ、今回も楽しいスクーリングになったようです。最後には感極まって抱き合う生徒も…(笑)
残り3か月程になった今年度の学習も、この調子で最後までやり切ってほしいものです。みなさん、本当にお疲れ様でした!
2022/12/15教養・リベラルアーツ学校生活
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