「好き」はとてつもないエネルギーを持っている。それを自分のためだけでなく、誰かの幸せのためにも使える人は、かっこいいと思う。自分の好きなことと世界が求めていることが重なったとき、キミは、そこに自分の居場所を見出し、世界に新しい価値を生み出すことができるだろう。 変わり続ける世界では広い視野と柔軟な適応力が大切で、教養やグローバルな思考力の学びこそが、キミの未来に新しい可能性を示してくれる。
①の好きなことを書いたら、②を書いて③を導き出してもいいし、先に理想の③を書き出してから、②で学ぶべきことを算出してもいい。大事なのは好きに何をかけると将来につながるか、を考えることです。
本気で自分の研究を続けようと思ったら、その研究費を確保するためのビジネスセンスが必要だ。世界の一流の研究者たちは、国の支援だけでなく、自らの力で研究費を勝ち取って、膨大な費用と時間をかけた研究に打ち込んでいる。世界レベルの研究者を目指すなら、ただ好きなだけでなく、それを続けられる状況を自ら作り出そう。そのためのお金の勉強だ。
自分の地元に活気がなくて不安。でも自分には食べることくらいしか趣味がない。そんなキミの趣味を、哲学や経済の学びで発展させて、地元経済を救ってみないか?グローバルな視点や考え方で、ローカル(地域)の課題を解決することをグローカルという。哲学や経済といった教養は世界共通の考え方だ。これを身につけて、今、全国で注目されているような若い知事を目指すのはどうだろう?
旅で訪れる海外のいろんな都市、そこで出会うのは、決して幸せな風景だけとは限りません。様々な社会問題と真摯に向き合い、自分に何ができるのかを、既成概念にとらわれない柔軟な思考力で考える。「思い」を、社会を動かす「力」に変えていくのがアントレプレナーシップ(起業家精神)です。夢を夢で終わらせないためにも、ぜひこの精神を身につけてください。
自分の好きなことだけを突き詰めていけば、世界で通用するかというと、実はそんなことはありません。例えば、音楽を極めるためには演奏技術の修練だけでなく、ホール設計や音響工学の知識、楽曲の背景にある歴史的・文化的な意味への共感など、高い教養が求められます。スポーツであれ芸術であれ、世界の一流を目指すのであれば、貪欲かつ柔軟に深い学びを追求する姿勢が求められます。
中学時代から数学が好きで、科学雑誌Newtonの影響もあり新しいものに出会える宇宙飛行士を目指していました。高校では物理に興味を持ち、特にまだ完成されていない量子力学の世界に関心を持ちました。大学では量子コンピュータや暗号通信といった量子力学を用いた技術の社会実装が求められている現実を知り、現在は量子系の研究を活用した起業家を志しています。
中学生の頃は社会(特に公民や政治)に漠然とした興味があるだけでしたが、大学で行政法を学び、政治の中でも行政分野の意義と役割、具体的業務を理解しました。その流れで改めて自分の興味分野を考えた時に行政に携わりたいと思うようになりました。
中学の時は英語が得意で、漠然と英語の先生を目指していました。しかし大学で企業の投資判断に関わる経営財務という分野を知りました。私は企業の投資を通じて社会の構造を変える手助けができることに魅力を感じ、この分野を研究しました。来年からはこの分野の実践を行う会社に就職し、日本企業の海外進出に貢献したいと考えています。
私の中学校では、様々な文章に触れ、自分なりにその文章が何を言いたいのかまとめるという機会が多かったです。デザインも、文章と同じく人々に何を伝えたいのか考えて”見える化”する作業なので、この体験はとても役に立っています。将来は、現在学んでいるマーケティングやロジカルシンキングの知識と共にこのスキルを広告制作を統括するクリエイティブディレクターとして発揮したいと考えています。
乗り物のゲームにはまったことや、実家近くの自衛隊基地から飛行機をみていたことから、漠然とものづくりに携わる仕事に就きたいと考えていました。高校ではものづくりに必要となる数学と物理を学び、それらを活かして科学の甲子園に出場、学研賞を受賞しました。大学では家業の影響もあり経営学を学び、学術×経営という観点でものづくり分野の起業家を志すにいたりました。