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2025/10/20学校生活岡山キャンパス

【岡山通学コース】芸術と街歩きが交わるひととき ——「岡山芸術交流2025 青豆の公園」体験レポート

 


「青豆の公園」とは?岡山の街そのものがアートになる空間


 

今回訪れたのは、岡山城・後楽園周辺を舞台に開催されている国際現代美術展「岡山芸術交流2025 The Parks of Aomame(青豆の公園)」。 “青豆”という名は、村上春樹の小説『1Q84』のキャラクターに触発されたもので、現実と想像が交差する都市空間をテーマに、街中の公園や通路、標識、建物の外壁など至るところにアート作品が展開されています。

 


生徒たちと街を歩き、アートと対話する時間


 

この日は、岡山通学コース生や岡山近郊に住む生徒らが参加。街歩きを通して現代アートに親しむ一日となりました。

 

道すがら、作品を目にしては立ち止まり、想像力を働かせながら感じたことを口にし合う姿が印象的でした。現実なのに現実でないような空気感の作品に触れ、「ものを見る新たな視点」が自然と生まれていく瞬間があちこちでありました。

 

なかには、AIを用いた展示にも出会い、生徒はその“成長する作品”のあり方に目を輝かせ、「また見に行きたい」という声も聞かれました。

 

 

 


熱心な鑑賞姿勢に驚き


 

普段は控えめな生徒も、この日は予想以上に興味をもってじっくりと作品を眺め、周囲の人と感想を交わす様子が見られました。「この色使いはどういう意図だろう?」「この素材と周囲との関係性が面白い」など、小さな疑問を言葉にする瞬間が繰り返されました。

 

アートを通じて「感じる心」が刺激され、作品と街と自分が対話する経験となったようです。

 

 


アートを楽しむ体験をもっと


 

ワオ高校では、今後も生徒がアートに触れる体験をもっと企画し、生徒たちの感性を育み、視野を広げる機会を増やしていきたいと考えています。今回の参加者にとって、岡山という場で作品と出会った記憶が、これからの学びにもつながっていくことを願っています。

 

2025/10/20学校生活岡山キャンパス

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