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2025/10/14学校生活通信制高校

【1年生後期スクーリング】久々の再会でリアルな対話が充実!

 

10月14日、ワオ高校1年生の後期スクーリングが岡山本校にてスタートしました。4月の入学式後に行われた前期スクーリングから、半年ぶりに直接顔を合わせるリアルな場。緊張とわくわくが入り混じった雰囲気の中で、4日間の学びが始まりました。

開講式では、平田校長が「入学式で“移動することが大事だよ”という話をしたけれど、前期の間にどんなところに行って、どんな活動をしたか思い出してみて。移動することで人は変化をする。変化に強い人が、より成長できる人だよ」と生徒たちに語りかけ、後期のスタートを後押ししました。

 

 


保健の授業で「心」に向き合う


 

初日の授業は保健からスタート。漫画教材を用いて、グループでの対話型ワークを行いました。ストレスや悩みを抱えた友達の立場になり、「何をすればその子の助けになるのか」を考える場面では、生徒たちが互いの考えを尊重しながら意見を交わしました。

さらに、自分自身がストレスにどう向き合うタイプかも振り返ることで、心の健康と人とのかかわりについて深く考える時間となりました。

 

 


起業家精神にふれる特別活動


 

午後には特別活動として、教育起業家・白川寧々さんを招き、アントレプレナーシップ(起業家精神)を養うワークショップを実施。「説明不足で何をやるか分からない状況でも、なんか楽しそうだからまずはやってみる!というマインドが大切」という言葉からワークが始まりました。

白川さんと共にアントレプレナー教育を世界中で実践しているマサチューセッツ工科大学(MIT)出身の起業家精神研究者 Rajesh Nair氏も登場。全編英語でのワークショップというチャレンジングな時間になりましたが、生徒たちは集中力を切らさず、積極的に取り組んでいました。

 

 


「フィルター」を外した先に見えた、創造のチカラ


 

最初の課題は、「井戸に落ちた猫を助ける方法を考えよう」。最初は現実的なアイデアが数個出るのみでしたが、白川さんとNair氏から「お金や技術、常識といった“フィルター”を外してみよう」と声をかけられると、そこからアイデアが一気に広がり、30〜40個ものユニークな案がチーム内で生まれました。

「物語づくり」や「CM制作」を通してアイデアを他者に伝える技術も学び、ただ発想するだけでなく、それを“伝える力”の重要性も体感することができました。

 

 


3Dプリンターで、アイデアを「形」に


 

ワークの最後には、自分のアイデアを形にする手段の一つとして、3Dプリンターを使った立体造形にもチャレンジ。cadソフトを使って、世界に一つだけのオリジナルネームタグを設計しました。

「形にして初めて気づくことがある」。そんな実感を得ながら、スクーリング中の完成を目指して取り組んでいきます。

 

 


動いた先に出会いがある——1年生の学びが、ここから深まっていく


 

前期に続き、後期もまたリアルな場での出会いや経験が生徒たちの心を動かし始めています。
“移動が人を変える”という校長の言葉の通り、変化を楽しみ、学びに変えていく時間が、後期も続いていきます。

スクーリングの続報にも、どうぞご期待ください。

 

 

2025/10/14学校生活通信制高校

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