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2025/10/02教養・リベラルアーツ学校生活

【教養探究】後期スタート!1年生がドキドキの対話授業デビュー

 


1年生にとって初めての「オンライン対話授業」


 

9月30日(火)と10月2日(木)、ワオ高校の必修科目「教養探究」の後期授業がスタートしました。
教養探究では、哲学・科学・経済といったテーマをもとに、「なぜ?」を大切にしながら対話を通して思考を深めていきます。

後期の開講科目は「経済探究」と「自然科学探究」。特に1年生にとっては、ワオ高校に入学してから初めて受ける教養探究のオンライン対話授業です。
はじめは緊張した面持ちの生徒たちも、自己紹介を交えながら少しずつ雰囲気に慣れ、安心して話せる空気をつくるところから始めました。

 


「お金」について問い直す経済探究


 

経済探究では、「お金の正体」「通貨の未来」「起業の知恵」「取引と駆け引き」などの4科目を開講しています。
たとえば、「そもそも“お金”って何?」「通貨の形はこれからどう変わっていくのか?」「利益だけでなく、気持ちでも取引は動く?」といった、日常の中にある経済の“当たり前”を問い直す時間です。

投資や会社の仕組み、損得と感情のバランスなど、「知識としての経済」だけでなく、「生きるうえでの経済」を考えるきっかけとなることを目指して学習を進めていきます。

 

 


自然科学から見る世界の不思議


 

自然科学探究では、「宇宙」「生命」「科学技術」「化学物質」の4科目を開講。
天動説・地動説をはじめとする宇宙観の変遷、遺伝子組み換え食品への賛否、戦争がもたらした科学技術の発展、そして「毒」と「薬」の違いとは何か――。こんな課題について、自分たちでインターネットなどを使って調べ、互いの考えを対話で共有していきました。

 

 

正解のない問いに向き合いながら、科学的な知識を“自分の言葉で考える”経験ができる授業となりました。

 


少人数のグループで、ゆっくりと対話を育む


 

オンライン授業では、4~5人ずつの少人数グループに分かれて対話を実施します。
初回の授業なので、言葉に詰まる生徒や発言ができない生徒も多く見られましたが、オンライン対話授業の回を重ねるごとに自分の意見を伝える力や、相手の話を受け止めて考える力が少しずつ育っていきます。

ワオ高校の教養探究では、「答えを教わる」のではなく、「問いを通じて自分で考える」ことを大切にしています。
1年生にとって、この後期が「思考と対話の旅」の第一歩となりますように。

 

 

 

2025/10/02教養・リベラルアーツ学校生活

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