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2025/07/28学校生活大学受験

【特別活動】「進路講演会」 卒業生が語る受験と大学生活

7月18日(金)、ワオ高校では、バーチャルキャンパスで特別活動「進路講演会」を開催しました。

 

今回の講演会のスペシャルゲストは、ワオ高校を卒業した1期生と2期生の2人!少し前まで同じ立場だった先輩たちが、どのようにして大学受験を突破し、今どんな大学生活を送っているかを、生徒目線で語ってくれました。

 


卒業生が語るリアルな「進路と大学生活」


 

Sさん(1期生)—— 第1志望には不合格だったけれど…

 

現在長野県の大学に通う1期生のSさん。高校時代はデータサイエンスの学びに力を入れ、プログラミングや情報系の資格を積極的に取得しようと努力し、社会人が狙うような情報系資格も頑張って取得していました。そうした成果を武器に目指した第1志望は国立大学。推薦入試に挑戦し、書類審査や面接をクリアして、共通テストまで進んだものの、残念ながら不合格。その後、一般入試で公立大学に進学しました。

 

Sさんは「受験勉強に本腰を入れたのが高3の10月。今思えば、受験を甘く見ていて、圧倒的に準備不足だった」と当時のことを振り返ります。小学生の頃から勉強があまり好きではなくて、好きだったのはゲーム。スマホやPCの誘惑に負けてしまう環境、模試で良い結果が出てしまったことによる油断など、さまざまな要因があったと語りました。

 

だからこそ伝えたいアドバイスとして、「環境を整えること」と「先生を積極的に頼ること」を強調。
「通信制の強みを活かして、自分で環境をデザインしていくことが大事。例えば、スマホを触らない時間を決めたり、塾や図書館の自習室を使ったり。志望理由書や面接練習も、先生はどんどん使った方がいいです!」と熱く呼びかけてくれました。

 

大学生活では軽音サークルでキーボードを担当しながら、スノーボードやアルバイトも楽しんでいるそうです。「第1志望に落ちたことを後悔していないわけではないけれど、どこに進んでも楽しめる。あまり自分を追い詰めすぎず、ほどよく焦って、ほどよく遊んで、がちょうどいい」と語ってくれました。

 

 

 

 

Tさん(2期生)—— 総合型選抜で、自分の「好き」を形にする

 

続いて話してくれたのは、美術系大学に進学した2期生のTさん。総合型選抜での入試を選び、「ワオ高生には特に合っている方法だと思う」と、実体験を交えて語ってくれました。

 

進路選択に悩んでいた時期は、「とにかくいろんなことに挑戦した」といいます。データサイエンスの学びやさまざまなプロジェクトへの参加、ビジネスコースでの実践的な活動、そして趣味を深める中で、自分が「もっと探究したいもの」が見つかっていったのだそうです。

 

進路がまだ決まっていない人に向けては「まずはオープンキャンパスに行ってみて。『遊び8割』くらいの気持ちで大丈夫」と柔らかく語りかけ、大学の雰囲気や教授、サポート体制などを自分の目で確かめることの大切さを強調していました。

 

受験に向けたアドバイスとしては、「レポート学習やメディア学習の提出をきちんと」「英検は大学入試においては”チート級”に使えるからぜひ勉強しておいて」「資格や大会での実績が自信につながる」など、具体的で実践的なポイントが盛りだくさんでした。

 

「不安になって考え込む時間も大切だけれど、手を動かすこと、まずは動いてみることを忘れずに」というアドバイスには、生徒たちが大きくリアクションをしていました。

 

 


先輩の言葉が、これからを考えるきっかけに


 

1期生、2期生の卒業生が登場した今回の講演会。先生からではなく、「少し先を歩く先輩」からの率直な言葉は、生徒たちにとってよりリアルに響いたようです。講演会の後は、先輩2人を取り囲んで、質問攻めにする様子も見られました。

 

進学を考える上で大切なのは、「どの方式を選ぶか」だけでなく、「どんな準備を、どんな姿勢で進めていくか」。 これからの進路選択に向けて、実感とヒントを持ち帰る時間となりました。
ワオ高校では、今後も多様な進路に向けたサポートを続けていきます。

 

 

2025/07/28学校生活大学受験

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