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2025/05/12学校生活ビジネス・起業

【ビジネスコース】視野を広げ自分を拡大する2日間 東京で新年度スタート合宿

5月10日(土)〜11日(日)、ワオ高校ビジネスコースの合宿を東京飯田橋キャンパスにて開催しました。


新1年生・在校生・卒業生に加え、ビジネスコースに関わる外部講師・柳岡宏一さんも参加。実社会とつながるリアルな学びを通して、自分自身とチーム、そして事業について深く考える時間となりました。


【1日目】探究授業の見学とビジネス視点での振り返り


 

1日目は、探究学習を提供するエイスクール様を訪問。
この日は段ボールを使って創作する授業が行われており、生徒たちは子どもたちが夢中になって取り組む様子を間近に観察しました。

 

「設計図を描き、何度もやり直して工夫する姿が印象的だった」
「講師の先生の声かけや準備の質に驚かされた」
など、生徒たちは教育現場に新たな刺激を受けました。

 

見学後の振り返りでは、教育的な視点として、探究における軸の明確さやメンターの存在の重要性を共有。
ビジネスの視点では、ターゲット層への訴求やSTP分析、マネタイズの仕組みについて議論し、自分たちの事業にどう生かすかを考える機会となりました。

 

 

 


【2日目】ワークを通じて“自分と他者”を知る


 

 

2日目は、起業家・投資家である柳岡さんによるチームビルディング研修
「本気で取り組む」「自己開示を承認する」「頷いて聞く」のグランドルールのもと、アイスブレイクからスタート。
互いを紹介し合ったり、失敗談を共有したりする中で、徐々にチームの空気が温まりました。

 

午前中の目玉は“カステラチャレンジ”。パスタを組んで土台をつくり、カステラをどれだけ高い場所につけることができるかを競うこのワークでは、
「どう役割を分担するか」「他者の意見をどう取り入れるか」など、協働における多くの学びありました。
1回目に成功したチームが2回目で崩れる場面もあり、“再現性の難しさ”と“チームとしての柔軟さ”の大切さを実感する機会になりました。

 

 

午後は、相手に配慮して動くこと、視点を広げることの重要性を学ぶワークを実施しました。
一番苦戦した「ヘリウムリング」はフラフープを使ったチーム協力ワーク。他の人と協力してフラフープを上下させますが、呼吸を合わせないとすぐにバランスが崩れてしまいます。
様々なワークで何度も失敗を重ねながら成功を目指し、生徒たちは他者との呼吸を合わせる難しさと、成功の達成感を体感しました。

 

 

今回の合宿のテーマは「自分を拡大させる」。
生徒たちは、自分のことだけでなく、仲間・チーム・組織全体の視点を持って行動する力を磨きました。
「学びは深かった。次はどう自分たちの事業に取り入れていくかが課題」
という声も聞かれ、ビジネスコースとしての成長を感じさせる2日間となりました。

 

今後もこの経験を生かし、さらに実践的な取り組みを展開していきます。

 

 

2025/05/12学校生活ビジネス・起業

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