2025/04/17学校生活通信制高校
4月14日(月)〜17日(木)、ワオ高校岡山本校にて、新入生の1年生たちを対象とした初めてのスクーリングが行われました。
入学式と連続して実施された今回のスクーリングでは、これから始まる高校生活にスムーズに入っていけるよう、さまざまな活動を通じて仲間とつながる時間が設けられました。
通信制高校では、普段はオンラインを中心とした学びが進みます。
だからこそ、生徒同士が直接顔を合わせるスクーリングはとても大切な時間。
「まずは会って話すことで、これからのバーチャルキャンパスでのつながりも深めやすくなるように」
そんな思いを込めて、ワオ高校では今回、初めての試みとして、入学式の直後から4日間にわたる対面スクーリングを行いました。
初日は「総合的な探究の時間」としてグループワークを実施しました。
お題は、乾燥パスタとマスキングテープという限られた材料でタワーを作り、一番上にマシュマロをのせるという「マシュマロチャレンジ」です。
「どうやったら倒れない?」「もっと高くするには?」
そんな声をかけ合いながら、各チームが創意工夫し、試行錯誤を繰り返しました。このチャレンジには教員たちもグループで参加し、生徒とともに盛り上がりました。
なかには50cmを超える高さを達成したチームも登場し、一気に仲間との距離が縮まる時間となりました。
スクーリングでは教科の授業もただ聞くだけの「座学」ではなく、参加型・体験型の学びが中心です。
数学では、√(ルート)の計算をカードゲーム形式で体感的に理解。
生徒同士で相談しながら、自然と計算の感覚が身につきました。
国語では、文章から状況を読み取り、その内容を寸劇としてチームで発表。
読解力だけでなく、表現力や想像力も刺激される授業となりました。
実技科目の中でも特に盛り上がったのが体育の授業。
なんと、新しいスポーツのルールをグループで考えるというユニークな内容でした。
風船を使ったバレーボール、卓球台を使った新感覚スポーツなど、次々と斬新なアイデアが飛び出し、仲間との連携と発想力を発揮する授業に。
身体を動かすだけでなく、コミュニケーションと創造性を磨く時間になりました。
スクーリング最終日、生徒たちは疲れを見せながらも、どこか満たされた表情で口々に「楽しかった」と話していました。
「次はバーチャルキャンパスで会おうね」「また大阪キャンパスでも話そう!」
そんな声が飛び交いながら、それぞれの学びの場へ戻っていきました。
河本副校長は最後にこう呼びかけました。
「今回のスクーリングでは、決められた時間割に沿って動きました。でも、これからは“自分自身で学習や活動を選んでいく”必要があります。自分にとって何が必要か、しっかりと選ぶ力を育てていってください」
初めてのスクーリングは、生徒たちにとって“学びを体験する”だけでなく、“人とつながる”ことの大切さを感じる機会にもなりました。
この4日間を経て、それぞれの高校生活がいよいよ本格的にスタートしていきます。
2025/04/17学校生活通信制高校
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