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2024/04/01起業

起業は特別な人がすること? 大切なのは実行力!

起業は、選ばれた人間にしかできないと思っていませんか?
しかし、世界全体に目を向けてみると、決してそんなことはありません。どんな人でも、起業という夢を叶えられるのです。

 

この記事では、起業をするにあたって、本当に大切なこととは何か解説します。起業を夢見ている人は、ぜひご覧ください。

 


この世のサービスは、すべて「アイデア」からはじまる


今現在世界に存在する商品やサービスは、誰かの小さなアイデアから生まれました。

今や世界中で親しまれているApple製品も、その一例です。

最初は開発者・スティーブ・ウォズニアック氏が独学で作り上げたコンピューターから始まりました。そこから少しずつ技術やデザイン性が進化していき、世界中に「Apple信者」を大量に発生させるまでに成長します。
(参考資料…コンピューティングのパイオニア、スティーブ・ウォズニアックとのチャット : NPR)

 

また、日本国内のムーブメントでも例を挙げましょう。何回使っても角で消せる消しゴム、「カドケシ」は、あるデザイナーがプロダクトコンペティションに送ったアイデアです。

受賞・商品化後はさまざまなデザイン賞を獲得し、世界で評価高い評価を受けました。現在もたくさんの人に使われている、人気商品に成長。
(参考資料…カドケシ | 商品紹介 | コクヨ ステーショナリー )

 

以上のことから考えると、この世の人気商品やサービスは、だれかの頭の中で生まれた発想からはじまるということです。

これは、起業でも同じこと。「こんなちっぽけな内容で起業なんて」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。

 


大企業も最初は小さな会社だった


世界中に大きな影響を巻き起こすGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)に代表されるユニコーン企業でさえ、創業当初は小さな規模で営業していました。

世界最大級の通販サイトとなったAmazonは、その代表格です。創業者・ジェフ・ベゾス氏は、Amazonの前身会社を自宅のガレージで開業しました。
(参考資料…世界一の富豪ジェフ・ベゾスが創業したアマゾンの軌跡 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン))

 

日本の企業だと、楽天がよい例です。1997年の創業当初は、従業員数たった6人の小さな会社でした。会社が持つサーバーは、たった1つ。そんな規模感から始まった会社が、日本を代表とする大企業となったのです。
(参考資料…楽天の歴史|楽天グループ株式会社 )

 

世界をまたにかける大企業も、最初は小さな会社でした。

「起業しても、大企業にはなれない」なんて考えるのは間違いです。あなたの会社が世界的大企業になるのも、決して夢ではありません。アイデアや施策次第で、企業はどんどん大きくなります。

 


重要なのは「社会の需要」を考えること


起業そのものを難しく考える必要はありませんが、ここで気を付けるべきことが1つあります。

「社会が、どんな商品・サービスを求めているか」を考えて、事業を立ち上げるべきということです。

どんなに画期的なアイデアを思い付いたとしても、現代社会が求めていない内容だったら良い結果は望めないでしょう。

 

逆にいうと、社会の需要をどれだけ満たしていても、自分の技術力では対応できないものを作ってはいけません。精度も落ちてしまい、ユーザーの希望を実現できないからです。

起業で成功するためには、社会が求めているものと、自分にできることのかけ算を行いましょう。その答えが、あなたの会社を世に広めるきっかけとなるはずです。

 


考えているだけではダメ!実行してみよう


 

 

そして、起業は「とにかく行動すること」も重要です。

どれだけ頭の中で素晴らしいアイデアを思い描いていても、行動に移さないと意味がありません。

とくに、時代の流れは非常に速いスピードで変わっていきます。数か月前に考えたアイデアが、今は少し古く感じるのもよくあること。まさに、やってみたいと思った瞬間が行動するべき時なのです。

 

「起業してみたい」と思っているなら、年齢や環境を理由にせず、まずやってみることが大切。

もちろん、勉強期間や準備期間を設けることは大事です。そのうえで、「いつかやってみたい」と考えているだけより、「〇年後に起業するために、今やるべきことをしよう」と考えて行動しましょう。

 

起業は、才能がある特別な人だけに許されたものではありません。

どんな人でも、若い人でも、「やりたい!」という強い気持ちがあれば、実現できるものです。何かやりたいことを見つけたら、自信をもって実行してみましょう。

 


まとめ


起業とは、やる気や熱意があれば誰でもチャレンジしてよいものです。

この世に存在する大企業のほとんどが創業当初は小さな会社だったように、成功するチャンスは誰の目の前にも転がっています。

そして、社会に求められているものと、自分にできることをうまく掛け合わせた商品やサービスを生み出すことが重要です。

考えているだけではなく、一歩足を踏み出して行動することも大切。起業をもっと身近なものと考え、夢を叶えてみてください。

 

2024/04/01起業