未来を創造するデジタル人材を生み出すことを目指し、総合的なAI/ICTのスキルを磨き上げた「AIアスリート」となる高校生を発掘・育成する競技会として、第４回全国高等学校AIアスリート選手権大会「シンギュラリティバトルクエスト2023」が開催されました。

１月20、21日に開かれた決勝大会では、Ｘクエスト（ＸＱ）競技とサイバークエスト（ＣＱ）競技の２種目にワオ高のチームが出場。ＸＱ競技で見事、全国２位に輝き、３年連続で上位入賞を果たしました。

ＸＱ競技は、ＡＩ学習モデルをつくりＶＲ空間上で「七並べ」で対決します。6000回のシミュレーションによる対戦結果の勝率を競います。

ワオ高チームは、２年生の４人が出場しました。

決勝大会の初戦では、開始早々にパス３回を使うという、他チームの度肝を抜く戦略を駆使して、対戦相手チームに圧倒的な差をつけて勝利しました。

（シンギュラリティバトルクエスト動画より）

続く決勝戦では、それぞれ戦略が異なる3校が対戦。6000回のシミュレーションの結果、１位のチーム（2791勝、勝率46.52％）に僅差の2585勝、勝率43.08％という成績でした。

惜しくも敗れましたが、対戦した１位のチームからは「3回連続でパスするのを見て、どういう動きをするのか予想がつかず怖かった」という言葉が寄せられるなど、ぎりぎりまで対戦相手を追い詰めました。

情報セキュリティに関する知識と技術を競うＣＱ競技にもワオ高チーム（２・３年生3人）が出場。難問ぞろいの中で健闘しました。

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