ワオ高校1期生である３年生約60名が12月12日～15日の３泊４日、岡山本校で最後のスクーリングを行いました。

学校の誕生と共に学校の歴史を手探りでつくってきた1期生にとって、今回のスクーリングは卒業前最大の行事。生徒にとっても教職員にとっても「直接会えてうれしい」けれど「少し寂しい」という気持ちが混ざるスクーリングとなりました。

 

「高校卒業後に進む次のステージが決まっている人もいれば、まだの人もいる。未来は見えないから不安になる。しっかりと未来がイメージできるよう、最後のスクーリングで同級生や先生としっかり対話をしてほしい」という山本潮校長の言葉通り、学校内に笑顔と学び合う姿があふれました。

 

スクーリングでしかできない授業、仲間との思い出作りなど、未来に向かって頑張る姿を紹介します。

 

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社会課題の解決へプレゼン準備

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総合探究の授業では、教育と探求社のプログラム「クエストエデュケーション」に取り組んでおり、1年間の成果を発表する「クエストカップ2024」へのエントリーを目指しています。

社会課題の解決に向けてグループでアイデアを練り、今月行われるプレゼンに向けて発表スライドの準備などを行いました。

直接顔を合わせて作業ができる貴重な機会となり、熱のこもった議論をする姿がいたるところで見られました。

 

 

 

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体育でチームワークアップ！

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岡山本校から約2.5㎞離れたジップアリーナ岡山まで歩いて移動し、体育の授業を実施しました。

やわらかいボールを使う「ソフトバレーボール」、円形のネットに向かって手でボールを打ち合う「ラウンドネット」、フライングディスクを使うバスケに似た競技「アルティメット」に挑戦。

チーム戦になると応援の声が飛び交い、チームワークが高まりました。

 

 

 

 

 

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次の進路へ進む３年生へ豪華ビュッフェで激励会

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卒業後は進学、就職とさまざまな道へ進んでいく3年生の激励会を開催しました。

「美しい夜景が見えるホテルで豪華ビュッフェ」という普通の高校ではありえない会に、生徒たちは「すごい！！」と感動の声を上げていました。

 

会場で流された3年生からのメッセージ動画では、ワオ高校３年間を振り返った思い出や先生への感謝の言葉などが語られました。

参加した教職員の目には思わず涙が。

教職員も「きみたち1期生は唯一無二の特別な存在だ」「できたばかりの何もない学校を選ぶのは、とても勇気のいることだったと思う」「ワオ高校でしか得られなかった視点が、みんなの中に息づいている」と熱い言葉の数々を贈りました。

 

 

 

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生徒主体の思い出作り

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卒業まで残り数カ月。生徒自身が声を上げて思い出作りをしました。

3年間のスクーリングで撮影された写真から卒業アルバム用の写真を選び、それぞれがメッセージを書いて文集にまとめました。

調理師を目指している生徒は鍋を持ち込んでフィリピン料理を披露。同級生や教職員に振る舞いました。

 

 

 

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最後のスクーリングを頑張った３年生へ

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開講式で「不安」について語った山本校長は、閉講式で「不安」をぬぐうためのアドバイスをして、最後のスクーリングを締めくくりました。

「『できる』と頭で念じれば体は動く。逆に『できない』と念じれば体は動かない。できるかな、と不安に思う時は、ぜひ頭の中で『できる』と言い換えてみてほしい。悩んだままでいると体は動かないのだから。失敗は怖くない。最短距離で目的地にたどり着いた人よりも、遠回りした人の方が明らかに多くの経験値を積むことができる！」