2022/02/24学校生活
2月18日(金)特別活動のテーマは「進路について考えよう」でした。
成人年齢が18歳に引き下げられることや、これからの社会で求められる力についてお話を聞いた後の問いかけは、「ワオ高校を卒業した後、何をしていますか?」。
高校卒業後、大学・短大・専門学校への進学率は83%。2024年度には、国公立・私立の大学総定員数が総志願者数を超える「大学全入時代」を迎えるとも言われています。
そんな中、ワオ高生のみなさんには、「なぜその進路を選ぶのか?」について考えてもらいました。
進学や就職は「目的」ではなく、幸せになるための「手段」だということをしっかりと確認していた様子でした。
そして、この「幸せになるという大きな目的」の有無は、なんと大学入試でも問われるというのです。
大学入試改革で、学力の3要素のうち、最高位に位置づけられるのが「主体性・多様性・協働性」。大学の個別入試では、この「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」が重要になってくるということです。
確かに大きな目的無くしては、このような態度で学びに取り組むことは難しそうですよね。
ひとつの大きな目的を達成するためには、目の前の小さな目的から取り組んでいく必要があります。その目的は、1つや2つではないかもしれません。
「学校で取り組むレポートやメディア学習は、そんなたくさんの目的の中のたったひとつでしかないんですよ。」という言葉は、現在、後期レポートの最終締め切りに向けて追い込みをかけているワオ高生たちに、どのように響いたのでしょうか。
翌週には2年次の履修登録ガイダンスを控え、いよいよ進路について本腰を入れて考え、決めていく時が来ている1期生の表情が、いつもより真剣みを帯びて見えました。
2022/02/24学校生活