2022/02/08学校生活
2月4日(金)に、キャリアカウンセラーの安東先生による「DYL(Design Your Life)」を実施しました。
前回に引き続き、”人は私をどう見ているか”がテーマです。
みなさんは、誰かと話をする時、「この人にどう見られているのだろう?」と不安に思ったことはありませんか?
特に初対面の人の場合だと、不安を抱いたまま話をしている…なんて人もいると思います。
そこで、今回ワオ高生たちは、”人が何を見て、何を聞いて自分を見ているのか”を体感するワークに取り組みました。
ワークで使ったのは「キャリブレーション」の技術です。
キャリブレーションとは、”相手の顔色や表情、声のトーン、しぐさや姿勢などを観察し、言葉以外の情報から相手の心を読み解くスキルのこと”です。
キャリブレーション力を鍛えると、対人コミュニケーション力を高めることにも繋がるそうです。
今回のワークは、”グループメンバーに2つの質問をする”ことです。
質問をしている時は、考えている時の表情や話し方、体の動きなどをしっかり観察します。
そして、全員の質問と回答が終わったら、観察をしていて気付いた”自分が思う○○さんの印象”を伝え合います。
グループに分かれたワオ高生たちは、慣れた様子で進行役を決め、さっそくワークに取り組み始めました。
質問の内容は、「好きな色は?」「趣味は?」などの簡単なものから、「明日世界が終わるとしたら何を食べる?」などの変わったものまで様々。
どの生徒も真剣に考えながら質問したり、答えたりしていました。
また、”自分が思う○○さんの印象”についても、お互い伝え合うことができていました。
授業を受けた生徒からは、次のような感想がありました。
・自分の印象をちゃんと話した内容から見つけてくれたことがうれしかった。
・あまり話したことのない人と話せて、この人ってこういう人なんだと印象がいいほうに変わった。
・顔の表情だけでも人の印象がよく伝わってくるのがよく分かった。
1年次のDYLプログラムも、いよいよ次回で終わりを迎えます。
次回の活動レポートもお楽しみに!
2022/02/08学校生活