2021/09/27学校生活
毎回いろいろなテーマの授業を実施している特別活動。
今回は、本校のアントレプレナー養成プログラム責任者の川本潤先生が、東京外国語大学の岡田 昭人教授をお迎えして、―勉強が好きになる「学びの呼吸」― を実施しました。
特別ゲストの岡田 昭人教授は、比較・国際教育学や異文化コミュニケーションを専門とされており、講義や執筆など様々な分野で活動されています。
また、日本人で初めてオックスフォード大学教育学博士号を取得された方で、オックスフォード大学流の学び方を日本に広める第一人者でもあります。
そんな岡田教授と川本先生による授業は、ワオ高でおなじみの「コネフリ」というツールを活用した生徒参加型の形式でした。
お二人がまず質問したのは、「勉強が好きか嫌いか」です。
高校生のうち約6割が「勉強が嫌い」である、という統計もあるように、ワオ高校の生徒たちも「勉強が嫌い」と答えた生徒が多くいました。
では、「勉強が嫌い」と思っている生徒たちが「勉強が好き」と思えるようになるには、どうすればいいのでしょうか?
岡田教授は、学びには9つの型があり、その中から自分にあった型を活用して学ぶことが大切である、と話します。
何かを観察することが得意な人は「観察の型」、聞くことが得意な人は「傾聴の型」を活用する、などです。
連想することが得意な人が活用しやすい「思考の型」を例にみてみましょう。
上の画像は岡田教授から出題された問題です。
Q:この画像は、「たぬき」から始まり「徳川家康」で終わっています。この間に3つの関連する言葉を入れて、「たぬき」から「徳川家康」まで繋げてみましょう。
この問題は、人によって連想される言葉が違うため、答えが無限大にあるそうです。
生徒たちの答えも様々でした。
1つ1つを単語として覚えるのではなく、1つのストーリーとして覚えるため、記憶に残りやすくなるそうです。
このように、自分にあった型を選んで学習することで、自分の学び方に自信が持てるようになり、「勉強が好き」になるそうです。
みなさんも「勉強が好き」になるように、自分にあった型を見つけてみてくださいね。
岡田 昭人教授、貴重な授業をしていただきありがとうございました!
2021/09/27学校生活
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