7月2日(金)に、第3回キャリア学習‐DYL(デザインユアライフ)‐が実施されました。
キャリア学習は毎回、キャリアカウンセラーの安東かおり先生が実施しています。
今回のテーマは「アサーション」。
自分と相手の人権を尊重したうえで、柔らかく自己表現・自己主張をするためのトレーニングを行いました。

 

 

情報は、自身の体験や知識をもとに作られた「フィルター」を通して伝わるため、一人ひとり受け取る情報が異なり、うまく情報が伝達されないことがあります。
生徒たちは、下の画像を見ながら絵を描き、自分と相手が受け取った情報に違いがあることを知りました。
みなさんも、ぜひ体験してみてください。

 

 

どんな絵になりましたか？
安東先生が描いてほしかった絵は下の画像です。
生徒たちの中には、この絵を描いた人、星の複数個描いた人、立体の家を描いた人など様々でした。

 

 

このように、一人ひとり違う受け取り方をしてしまう情報を、正確かつ柔らかに伝えるためには、「アサーション」が必要です。
アサーションとは、自分と相手の人権を尊重したうえで、自分の意見や要求、気持ちをその場に適切な言い方で表現することです。
例題をもとに、柔らかく意見を伝えるためにはどのように対応すればよいか、グループに分かれて考えました。
生徒たちは、「笑顔で声をかける」「すみません、と最初に言う」など、柔らかい表現を用いた対応を考えました。

 

 

「アサーション」は、円滑にコミュニケーションを行うために大切なスキルのひとつです。
ワオ高校は、オンラインの学校だからこそ、人とのコミュニケーションを大切にし、コミュニケーションスキルの向上を目指していきます。