2024/02/02学校生活
ワオ高校には毎年、転入学する生徒が多くいます。
1月30日~2月2日の3泊4日で行われた「転入生スクーリング」には、約40名の生徒が参加しました。
少人数のためか終始アットホームな雰囲気で、リアルの場での仲間づくりと学びが深まりました。
スクーリングの様子を紹介します。
オリエンテーションでは、生徒と教職員に自分の名前が書かれた名札3枚が配られました。
3枚の名札の裏には自分を一言で表す言葉を一つずつ書き入れ、学年・出身地・年代などが異なる3人と名札を交換してコミュニケーションを図りました。
趣味が同じ相手を見つけたり、お互いの出身地の話題で盛り上がったりと、スクーリング初日で一気に和やかな雰囲気となりました。
1年生は「ペーパータワー作り」、2年生は探究活動として実在の企業が出した課題の解決に取り組みました。
アイデアを出すために欠かせないのが「対話」です。
1年生は「2050年の岡山のシンボルタワー」をテーマにコンセプトや形などを熱心に話し合い、紙を折ってタワーを作ったり崩したりしながら、5チームが全く違う形のタワーを完成させました。
2年生は実在する企業の新サービスをプレゼンするため、「心躍る」「衝動」をキーワードに思いつく言葉を出し合いました。
リーダーを務める人、アイデアをたくさん思いつく人、関連する意見をまとめる人などグループの中で役割が自然と生まれ、活発な対話が行われました。最終的に、準備した模造紙はアイデアが書かれた付箋でいっぱいになりました。
転入生スクーリングは、通常のスクーリングに比べて人数が少ない分、生徒と教職員の距離がさらに近くなり、よりアットホームな雰囲気で授業が進みます。
数学の授業をのぞいてみたところ、「なぜこんなに苦手な数学を学ばなくてはならないのか」という問いが生徒から出され、参加者全員で考え話し合うという場面も見られました。教科書的な学びだけでなく、学ぶ意味まで考えるのがワオ高らしいところです。
閉講式で山本潮校長から、生徒たちへ力強いメッセージが送られました。
「自分とは異なる価値観の人と出会い、接することは人を成長させてくれます。スクーリング期間中は、面白い生徒や先生にたくさん会ったことでしょう。ワオ高に在籍している間は、多様な価値観に積極的に触れてほしいと思います」
2024/02/02学校生活
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