2021/03/05英語・留学
高校3年間で日本とオーストラリア 2か国の高校卒業資格を取得できるワオ高校のダブルディプロマプログラムのご案内
高校生というのは、義務教育を終え、アイデンティティを確立し、将来を見据えたスタートを切る年頃です。
海外に行けば「あなたは何者で、何がしたいのか」を常に問われます。それに答えるには中学生ではまだ若すぎます。日本という国についての理解も十分ではないかもしれません。日本人であること、日本人特有の礼儀正しさ、丁寧さ、そして真面目さは、どの文化圏でも歓迎される資質です。
一方、大学生での留学は、将来の道筋を立てた上で専門分野を学ぶ段階であり、多様な文化を受け入れる「多感さ」という点では遅いのかもしれません。高校生というのは、ある程度、自分というものを持ちつつ、まだ将来の道を決めきっていない、選択肢をたくさん持っていい年齢と言えます。
この時期に海外に出て、多様な人々との交流の中で、視野を広げ、選択肢を増やし、その中から自分がほんとうに好きなこと、やりたいことを見つることができるのが高校留学の魅力です。
また大学受験という観点では、高い英語力が身につくのはもちろん、昨今の大学入試改革(高大接続改革)の流れの中で、一人ひとりの多様な経験、素質に合わせた多様な入学選抜方式に切り替える大学が増えており、帰国生のための入試や、総合型選抜(旧AO入試など)において海外での学習経験をより積極的に評価する傾向にあります。
特長① 2か国の高卒資格の取得
留学先の高校との単位互換により、高校3年間で、日本とオーストラリア2か国の卒業資格が取得できます。日本の高校3年生にあたるYear 12に編入し、1年後の修了時には実績によりATAR(オーストラリアの大学進学時に必要なスコア)を取得できます。ATARは、英語圏の教育システムにおける高い学習能力の証明書であり、その後の海外大学進学において大きな糧となります。
つまりワオ高が提供するのは、単に英語力だけで海外の高校のYear 12に編入し、その学年の授業を履修するのではなく、日本の高校の履修済教科の単位をオーストラリアのYear 11の単位に読み替えた上で正真正銘のオーストラリアの高校の卒業資格を取得するという本格的なダブルディプロマ(2か国同時卒業証書)取得プログラムです。
特長② 1年という長期間の正規留学
海外の厳しい環境の「体験」にとどまらず、その中での思考や行動、葛藤を通して「成長」するためにも、1年間、しっかり現地の高校に通い、現地の生徒とともに学び合い、現地のホストファミリーとの共同生活をすることが大切と考えます。
特長③ 留学前の徹底した英語力指導
1年間は長いようであっという間です。留学して最初の数か月を「英語に慣れる」ことに費やすのはもったいないです。充実した留学期間にするためにも、渡航前にTOEFL iBT®60コース(P10参照)を修了し、現地の高校の授業についていけるだけの準備をしていきます。
特長④ 留学中も安心のフルサポート
留学中は、現地高校キャンパス内での生活やホストファミリー宅での日常生活の中で起こる様々な困りごとに対して現地の留学生担当コーディネーターが安全で充実した留学生活を送れるようサポートします。また留学前から様々な支援をするワオ高校留学サクセスセンターのスタッフも生徒一人一人が、自立し自力で異文化の壁を乗り越え、有意義な高校生活を送れる力を身につけられるよう日本の地からサポートさせていただきます。
高い教育水準
英国の国際的な大学評価機関が発表する「QS World University Rankings®2020(世界大学ランキング)」の中で、オーストラリアの大学がトップ100に7校もランクインしています。この数はアメリカ、イギリスに次いで3番目に高く、国内の大学の数が43校しかないことを考えると、オーストラリアの教育水準の高さがうかがえます。高校(後期中等教育)は、大学での専門的な学習の準備段階と位置付けられ、ディスカッションやリサーチ方法、専門分野の基礎知識、エッセーの書き方など、日本では大学1年生で受ける一般教養課程を高校生のうちに修了します。
多様性と国を挙げての留学生サポート
オーストラリアは、国民の3人にひとりが外国で生まれており、様々な文化的背景や価値観を持つ人々が共に暮らしている多様性の象徴のような国です。オーストラリア留学では、英語力はもちろんのこと、グローバル社会で活躍するために必要な多様性への理解、コミュニケーション力、リーダーシップを育むことができます。またオーストラリアでは、留学生にオーストラリア人学生と同等の教育を提供することを保証するESOSと呼ばれる国家法や、CRICOS制度という留学生を受け入れる教育機関に対して政府への登録を義務付ける制度を設けており、国を挙げて留学生を歓迎していることが分かります。
安全・親日国
オーストラリアでの生活は安全で快適であると言われています。イギリス誌エコノミストが世界の140都市を対象に、「安全性」や「文化・環境」などを基に評価した「世界で最も住みやすい都市ランキング2019」において、2位にメルボルン、3位にシドニー、10位にアデレードと、オーストラリアの主要3都市がトップ10に入りました。またオーストラリアは英語圏でありながらアジア太平洋地域に属し、アジアとの関係性の深い国です。英語圏では日本語を学ぶ人の数が一番多く、親日的な人が多いことでも知られています。
南オーストラリア州の州立高校5校
①Adelaide High School
②Henley High School
③Reynella East Colle ge
④Hamilton High School
⑤Norwood Morialta High School
クイーンズランド州の私立高校1校
①Saint Stephen’s College
2020年12月時点。現在も随時新規提携校と交渉中。社会情勢等の変化により提携先が変更になる場合があります。
オーストラリアに留学するのは、高校2年生の1月下旬から高校3年生の12月までの1年間です。渡航までに、卒業単位科目としての「コミュニケーション英語Ⅰ」と「英語実技S(ワオ高オリジナル科目)」で英語の基礎力を整え、「TOEFLiBT® 60対策コース」(詳細はP10参照)で留学中の授業に備えたアカデミックな英語力の習得に励みます。並行して、留学先の高校の選定と対策を留学サクセスセンターのスタッフと一緒に考えます。人気校ほど早いタイミングで願書の受付を締め切るため、早ければ実際に留学する1年前から留学に関する手続きが始まると考えてください。
海外大学進学
オーストラリアの大学入学基準スコアであるATARを取得できれば、オーストラリア国内の大学はもちろん、アメリカやカナダなど他の英語圏の大学への進路も開かれます(受験資格、試験内容は各国、各大学による)。高い英語力だけでなく、ワオ高の教養探究と留学先のYear 12課程で培われた一般教養と学習能力は、海外大学進学において大きなアドバンテージとなるでしょう。
国内大学進学
高校時代に長期留学し、現地の生徒と共に学び、単位を取得し、現地の大学に行くための資格(ATAR)を得たということは、留学先でのあなたのたゆまぬ努力を証明するものです。日本国内の大学は、一人ひとりの多様な経験や能力を評価する方向に変わっていくため、帰国生入試や総合型選抜試験において、高い評価を受けることが期待されます。
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