2025/09/09学校生活東京キャンパス
2025年9月3日(火)、東京飯田橋キャンパスの通学コースの生徒たちが、東京都新宿区にあるJICA地球ひろばを訪問しました。国際協力や多文化共生について学び、将来の進路や社会との関わりを考えるきっかけとなる一日となりました。
訪問のスタートは、施設内にあるカフェでのランチから。ここではアジア・アフリカ・中南米など、日替わりで世界各国の料理を楽しめます。初めての味に驚いたり、スパイシーな風味にチャレンジしたりと、食事を通じて自然と笑顔と会話が広がりました。
ランチのあとは、展示見学とワークショップを組み合わせた2時間のプログラムに参加。展示エリアでは、地球規模で起きている教育・医療・気候変動・貧困などの課題が、インタラクティブに紹介されており、生徒たちは実際に見て、触れて、考える体験を通して理解を深めていきました。
ワークショップでは、JICA海外協力隊の元隊員による体験談を聞きました。ワオ高校教職員にはJICAの協力隊員経験者がおり(なんと東京飯田橋キャンパスのキャンパス長も経験者!)、話を聞く前から生徒たちにとっては何となく親近感があるという雰囲気。実際に海外でどんな活動をし、どんな困難ややりがいがあったのか、リアルなエピソードの数々に生徒たちは引き込まれ、「文化の違いを受け入れることの大切さ」「相手と向き合い続けることの難しさ」など、多くの気づきを得た様子でした。
今回の訪問を通じて、「将来、海外で働いてみたい」「もっと外国語を勉強したい」といった声が聞かれ、社会貢献やグローバルな進路への関心が高まった生徒も多くいました。国際協力を身近に感じることで、将来の目標や学びの意欲に火がついたようです。
「もっと見学したかった」「今日はあっという間だった!」という声も多く、名残惜しさを感じながらの帰路となりました。展示もワークショップも、普段の授業では得られない刺激に満ちた学びの時間だったようです。
東京通学コースでは今後も、国際交流月間などに合わせて、「世界とつながる学びの場」を企画・実施していく予定です。生徒たちの視野を広げ、未来への一歩を踏み出すサポートを、これからも続けていきます。
2025/09/09学校生活東京キャンパス