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2023/06/09大学受験

【定期テスト対策】おすすめの勉強計画と、効率よく勉強するための3つのポイント

 

部活動に趣味に、忙しい生活を送られている高校生の皆さん。毎日忙しいことを理由につい勉強を疎かにしてしまいがちではありませんか?

効率よく勉強を進めれば、勉強・部活・趣味の両立は可能です

そこで、今回は定期テストで高得点を取るために実践してほしい勉強計画、効率よく勉強するための3つのポイントをまとめてみました。

 

■勉強計画

いきなりテスト勉強にとりかかる前に、まずは勉強計画を立てることで、限られた時間の中で効率よく勉強を進めることができます。

一例ですが、おすすめする勉強計画を理系科目と文系科目、別々のスケジュールでフローチャートにまとめてみました。下記をご覧ください。

 

 

上記のフローチャートについて、順に解説していきます。

 

○理系科目は1か月前から余裕をもって

理系科目では公式を使いこなし、初めて見た問題でも解く力を身に付けなければなりません。試験前ギリギリから勉強を始めてしまうと、間に合わない焦りから解法を暗記するという勉強法になってしまいます。当然、定期テストでは問題集や教科書そのままの問題は出題されませんので、問題を完答することができず点数が取れません。

このようにならないためにも、定期テストまでまだ余裕がある1か月前から焦らず問題集を解き始めることが重要です。その上で、間違えた問題・答えを見た問題は、繰り返し何回も解くように心がけてください。

よく、「1回解いて答えを見たらもう復習しなくて大丈夫」という人がいますがそんなことはありません。「わかる」と「できる」は全く別なのでテストまでに自分の「できる」問題を増やすことを心がけましょう!

 

○文系科目は遅くとも2週間前から

理系科目に対して文系科目は暗記がほとんどのため、2週間前から始めることをおすすめします。定期テスト1か月前から2週間前までは理系科目に集中して勉強し、遅くとも2週間前からは全科目勉強していきましょう。

余裕がある人は「覚えたら終わり」ではなく、英語であれば文法を使いこなせるか練習したり、古文であれば筆者の意図を考えたりと深い理解をしておきましょう!

 

○定期テスト勉強を始める前に目標を立てる

勉強は誰だって嫌でつらいもの。そのため、モチベーションの維持が大変重要になります。モチベーションが維持できればコツコツ勉強が続けられ、定期テスト高得点が見込めます。

 

具体的な目標の立て方は

 

・目標点数を立てる(例:80点以上取る!友達に勝つ!)

・1日の勉強時間を決める(例:1日3時間(理系科目2時間、文系科目1時間))

・目標を達成した時のご褒美を決める(例:テスト期間終了後は思い切り遊ぶ!)

 

いきなり勉強をスタートするのではなく、このように目標を具体的に設定してから始めることがかなり有効になります。

特に勉強が続かない人はこの時に目標を大きくしすぎないこともポイントです。目標を決めるときはやる気があるのでついつい目標を大きくしてしまいがち。すこし少ないかな?と思うぐらいの量にして、必ずこなしていきましょう!このように、まずは自分に合った具体的な目標を立てましょう!

 

○理系科目の勉強は授業と並行した内容を問題集で解く

学校の授業をしっかり聞いたうえで、授業内容と並行した問題を問題集で解くことが最も効率的です。授業内容の理解度、わからない点を後回しにせずその日に潰すことで授業に置いて行かれることなく勉強できます。これが高得点に繋がることは言うまでもありません。

 

そのようなことはわかってはいるけど、学校の授業でついつい居眠りしてしまったり、ボーっと聞いてしまったりしていませんか?

学校の授業時間は1限あたり約1時間。この時間でしっかり学ぶことができれば帰宅後の自学自習時間を短縮でき、無理のない勉強を続けることができます。

中には授業中に内職する人もいるでしょう。内職してしまい、授業内容を全く理解できずに終わるより、授業をしっかり聞いたうえでその日のうちに問題集で問題を解いて理解を深める方が効率の良い勉強法です。

 

○文系科目の勉強は授業内容をその日のうちに復習

文系科目の定期テストは理系科目とは違い、授業内で扱った内容がそのままテストに出題されることが多いです。すなわち、授業内容をしっかり復習すれば高得点が望めます。

しかし、暗記量が膨大で覚えきれず点数が取れないと悩む人が多いのが現実だと思います。

そこで、短期間で膨大な量を暗記するのではなく、毎日の授業で習った内容をその日のうちにもう一度復習することで記憶を定着させ、コツコツ覚えていくことをおすすめします。毎日復習することが望ましいですが、難しい場合は、最低でも2週間前から毎日その日の授業内容の復習を始め、それに並行して復習しきれていない教科書の範囲を勉強していけば大丈夫です。

 

○テスト期間中はこれまで勉強してきた内容を復習

テスト期間中は勉強してきた内容を復習し、理解や記憶を深めることをおすすめします。せっかく勉強した範囲や内容がテストに出た時、しっかり得点することができれば高得点を獲得する可能性が高くなります。

逆にせっかく勉強したにもかかわらず得点できなかったとなると悔しいですよね。

以上のことから、テスト期間中の勉強は新しい範囲や内容に手を出すというよりはこれまで勉強した内容の理解を深めることに絞って勉強を進めることがおすすめです。特に一度間違えた事のある問題や理解しづらかった問題、苦手な内容を勉強しておくことをおすすめします。

このような勉強法を行うためには、上記で述べたようにテスト期間に入る前までに、テスト範囲の勉強をある程度終わらせておくことが重要です。

 

○テスト返却後はこれまでの勉強法の振り返りを

今回のテストが思ったより振るわなかった場合でも、点数が伸びた場合でも、次回の定期テストでより高得点を取れるようにするためには、今回のテスト勉強方法の振り返りが非常に重要です。

なぜ点数が伸びたのか(伸びなかったのか)、自分に合った無理のない勉強方法はどういったものなのかなどを分析し、次回のテスト勉強で改善したり継続したりすることがより高得点を獲得するうえで非常に重要なカギとなります。

右肩上がりで成績を上げていくには、自分に合った勉強法を確立しておくことが一番重要です。

 

今回紹介した勉強スケジュールはあくまで一例です。勉強の仕方が分からないという人はこのスケジュールを参考に勉強に取り組んでみてください。

取り組んでいくうちに自分に合った勉強法が見つかるはず。ゴールは自分で考えた、自分にとって最適な勉強法を確立し、取り組んでいくことです。

 

続いて効率よく勉強するための3つのポイントを紹介します。

 

■効率よく勉強するための3つのポイント

無理なく効率よく勉強を進め、高得点を取るために重要な3つのポイントは、

 

1.授業をしっかり聞く

2.復習をその日のうちにする

3.わからない所は先生や友人に聞く(教え合う)

 

1つずつ順に解説していきます。

 

1.授業をしっかり聞く

ここまでで述べてきたように、授業をしっかり聞き、習った内容を授業時間内にできる限り完璧に理解しようと努めることは非常に重要です。授業をしっかり聞けば、

 

・帰ってから復習ができる

・どこが分からないのかがわかり、先生にその場や授業終了後に質問できる

・授業についていくことができ、自学自習でイチから勉強し直さなくて済む

 

といったメリットがあります。

定期テストの勉強も詰めることなく勉強ができるため、高得点が望めます。特に「わからない所をその日のうちに先生に質問する」ことは非常に重要です。これをするかしないか、できる環境があるかないかが定期テストで高得点を取れるかどうかに直結するといっても過言ではありません。

 

2.復習をその日のうちにする

私たち人間は物事を忘れやすい生き物です。

エビングハウスの忘却曲線をご存じでしょうか?エビングハウスの忘却曲線とは、ドイツの心理学者であるヘルマン・エビングハウスが、人間の長期記憶について研究し、20分後には42%、1日後には74%忘れてしまうという結果から提唱された考え方です。

この考え方を勉強に置き換えると、せっかく授業で習った内容も20分後には42%、1日後には74%忘れてしまうということになります。すぐ忘れてしまうから自分は記憶力のない人間なんだ・・・と思っていませんか?忘れるのは当たり前です、だからこそ復習をしなければなりません。

 

効率の良い復習方法は、

 

・「夜寝る前に復習」

・「朝に復習した内容を思い出す」

 

という方法です。

「夜寝る前に復習」したほうが良い理由は、人間は寝ている時に記憶を整理し、長期記憶として定着させるということを行っているからです。寝る前の新しい記憶、印象に残った記憶ほど整理されやすく、長期の記憶として脳に残されやすくなります。

 

次に「朝に復習した内容を思い出す」ことが有効な理由は、整理された記憶を呼び起こすことで記憶を定着させることができるからです。睡眠によって整理された記憶を確認するつもりで朝に思い出す作業をする。この流れも非常に効率的な復習方法だと言えます。

 

3.わからない所は先生や友人に聞く

授業を最後まで受けると必ずと言っていいほどわからない所が出てきます。

「わからない所は後で自主学習しよう」、「みんなわからないだろうから放っておこう」という考え方は今日からやめてください。わからないと感じたことはその場で先生やわかっている友人に聞くことが効率的な勉強法です。

 

また、友人から教えてもらうだけでなく、友人と教え合えあうことも非常に重要です。

なぜなら、人に物事を教えるには、自分が理解していることの3倍の理解が必要だと言われているからです。教える側は教えられる側より多くの知識や理解が必要であり、「人に物事を教えられる」とは、その物事に関して十分に理解しているという状態を示します。

わかってはいるけど教えられない・・・という状態はまだまだ理解が不十分であるということです。ただ、人に教えようとしてみない事には自分の理解度を客観的に知ることはできません。

 

したがって、理解できたこと、解けた問題があれば積極的に友人に教えてみてください。友人には感謝され、自分は理解を深めることができる。勉強における一石二鳥であり、効率的な勉強法であると言えます。

 

しかし、中にはわからない所を先生や友人に聞きたいのに聞けない、聞けるような雰囲気じゃないということで悩んでいる人もいるかもしれません。

普通の学校では授業後に先生に質問しにいきづらかったり、友人と勉強を教え合うような雰囲気でなかったりすることが多いです。こういった環境こそ、定期テストの点数があまりとれず成績が伸びないという結果に繋がる大きな要因となります。

 

オンライン学習がメインの通信制高校「ワオ高校」では、母体であるワオ・コーポレーションが進学指導で培った勉強・受験のノウハウを活かし、勉強に困っている生徒を全力でサポートします。さらにワオ高校では、

 

「先生が一人ひとりの生徒と向き合い、生徒との時間を大切にする」

「熱心な生徒が多く、お互いに教え合い、高め合える環境がある」

 

という特長があります。

それを可能にしているのがバーチャルキャンパスです。

 

※バーチャルキャンパスについては、こちら>

 

このバーチャルキャンパスにはオンライン自習室もあり、そこにはカフェのように音楽を聴きながら勉強できるスペースやみんなで話し合えるスペースがあります

実は、このオンライン自習室はワオ高生でなくても利用することが可能です。興味のある方はこちらよりお申込みください。

 

他にも「ワオ高校だからこそできること」がたくさんあります。

個別相談会もご用意していますので、興味のある方は是非お気軽にお申込みください。

詳細・お申し込みはこちら>

 

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