学校法人ワオ未来学園 ワオ高等学校

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2024/06/05大学受験学校生活

ワオ高1期生のミライ地図 卒業生インタビューvol.1 受験勉強特化のため転入 Axisと二人三脚で

 

開校から3年で2024年3月に初の卒業生を送り出したワオ高校。

1期生は多彩な夢を抱いて新たなステージへと旅立っていきました。

そんな1期生に、なぜワオ高校を選んだのか、ワオ高校でどのように夢をみつけ、その夢を叶えていったのかをインタビューしました。

 

初回は、関西大学文学部に進学したM・N君です。

全日制高校からワオ高校に転入後、希望の大学に入るために個別指導Axisをフル活用。自習室を「第2の学校」として、無事に合格を勝ち取りました。

「人生が変わった」と語るM・N君と、彼をサポートしてきたAxis八尾校の権藤理恵さんに、思い出の八尾校で話を聞きました。

 


自由な時間を活かし勉強を継続 「人生が変わった」


 

ワオ高広報:大学が始まっていますが、慣れましたか?

 

:授業も始まっていて楽しいです。大学にも徐々に慣れて友達もできました。授業は一方的に話を聞くスタイルが多くてとまどってはいますが……。

 

権藤:これからきっと興味のある分野に触れたりするだろうから、きっと大丈夫!

 

ワオ高広報:高校時代を振り返ってもらい、関西大学を希望するようになったきっかけを伺いたいのですが。

 

:ワオ高の前に通っていた高校時代に、一時期、友達と一緒に自転車でいろんなところを走り回っていたことがあって。その時に、関西大学のキャンパスを見て「絶対にここに行きたい!」と思うようになりました。そこから個別指導Axisに通うようになり、指導者の影響で文学部の授業にも興味がわき、「関西大学文学部」を志望校にすると決めました。

 

ワオ高広報:ワオ高校に転入学を決めたのはなぜ?

 

:通っていた私立高校では系列の大学に進学できたけれど、当時の勉強が面白くないと感じていて、やめたいと思っていました。さらに当時の成績では、関大に受かることは到底難しいと感じていて、全日制高校をやめて受験勉強に専念したいと、家族やAxisに相談したんです。家族から反対はあったけれど、自分自身、やめることに迷いはありませんでした。そしてやめるのだったら、自分で勉強でもやろうかと思っていましたが、権藤さんの勧めでワオ高校に転入することにしました。

 

権藤:私の方では最初、全日制のままで関大を目指す方法はないのかなって、話をしていたんです。でも本人の意思が固すぎて……。「今の成績では到底無理」「全ての時間を受験勉強に注がないと合格できない」と、自分でも分かっていたんですよね。全日制をやめることに消極的な理由と積極的な理由の半々な状況ではありましたが、最終的には本人の意思を尊重し通信制への転入を後押しすることにしました。

 

ワオ高広報:実際にワオ高に転入してみて、生活はどう変わった?

 

:まず朝9時に地元の図書館へ。昼12時に一度家に帰って昼ご飯を食べて、14時にAxisに行き、そこから夜22時までという生活を毎日やっていました!

 

ワオ高広報:えっ!!毎日!?

 

権藤:時には、早朝5時からマクドに行って勉強していましたよね。

 

:こういう勉強法は、友達がいたから一緒にやっていたという感じです。その友達は小学校からの友達で、別の通信制高校に通っているから、同じくらい自由な時間がありました。最初はその友達と一緒に、模試があるから「ちょっとやってみるか」という軽い感じでスタートしたけれど、そこから習慣になっていきました。

 

権藤:ワオ高のスクーリングの時以外は、受験のある2月まで、本当に毎日、一日も休まず、終日受験勉強していましたよね。体調不良とか寝坊したとか、だるいとか言わず、一日たりとも休まず。

 

ワオ高広報:勉強のスケジュールはどのように計画していたんですか?

 

:何の勉強が足りている、足りていないとかはAxisの先生に相談をすることはあったけど、基本は自分でしていました。Axisでは苦手な科目の授業を3コマだけ受けていたけれど、2時からは自習室で自由に勉強ができるので。

 

ワオ高広報:受験勉強をする中で、ワオ高での学びはどうでしたか?

 

:メディア学習自体は難しくなかったので、きちんと卒業するためにも、レポートなどの締め切りに遅れずにやろうと思っていました。スクーリングも、全日制とは雰囲気が違っていて、授業もいわゆる「授業」っぽくなく、みんなで取り組むような雰囲気があって、普通の学校より楽しかったですね。先生ともよく話をしました。オンラインで対話する授業なのに3人しかいなくて、誰もマイクをオンにしなかったから、先生と1対1で話すこともありました。「課題は出した?」「課題できてる?」とやたらと電話をかけてくる先生もいましたから(笑)

 

ワオ高広報:志望校に受かった時の気持ちは?

 

:合格発表の日、「絶対に落ちる」と思っていたんですよ。関大の複数学部を6日程で受験していて、5日程までが不合格。滑り止めで受けていた大学もほとんど不合格で、「終わったな」と思っていました。でも最後の最後に、合格。良かった~~って感じでした。

 

 

権藤:サイトで合格発表を見ていて、最後に意を決してクリックしたら合格!!友達と一緒に結果を見ていた様子の動画を見せてもらったけれど、結果発表を見た瞬間、駆け出して、叫んでいたよね。私も思わず泣けました。

合格の報告を受けたおじいさまも、号泣されていたと聞きました。

親や祖父母世代の感覚では、「高校をやめる=ぐれる」だから、全日制をやめることを相当反対していました。中学校から高3までの勉強の姿勢を見て「関大なんて受かるはずがない」って。まずはN君がお母さんを強行突破して、お母さんがおじいさんを強行突破するみたいな(笑)

意志の固さにお母さんが折れて、その後は見守ってくれたこと、本当に感謝ですね。

 

ワオ高広報:ズバリ、合格の秘訣を一言で言う?

 

:うぅ~~~~ん、「継続」ですかね。モチベーションの浮き沈みが意外となかったので、とりあえず、ずっと、毎日、最後までやり続けたことだと思います。多分、勉強をやりすぎて、モチベーションの浮き沈みという次元じゃなくなっていたんですよ。必死になっている自分がもう普通になっていたんじゃないかな。前の学校を途中でやめることになったので、これで勉強をやめてしまったら「俺、終わってんな」と思っていて。それが勉強にスイッチが入った要因じゃないかと思います。

 

ワオ高広報:受験勉強を振り返り、個別指導Axisはどんな存在でしたか?

 

:Axisで勉強すると、時間がすぐたつんですよ。地元の図書館で8時間勉強するのは結構つらかったんですけど、Axisだと苦痛じゃなかったんです。これは自分でも謎なんですよね。日曜日でAxisが開いていない時はしんどかったですね。

 

権藤:自習中にうまくいかないことをポロっとこぼせたり、指導者に質問ができたり、ちょっとしたおしゃべりが出来たり、ちょっとした息抜きができる環境があるのが良かったんかな。

 

:確かに、図書館だと席を立つのがトイレに行くぐらいで、誰かに質問もできないし、孤独でしたね……。後は、過去問を出力したり、受験本などの冊子を読んだりと、受験勉強に必要なものが整っているのも助かりました。

 

権藤:私自身はN君の姿を見かけた時に様子を聞いたり、ちょっとしたおしゃべりをしたりするぐらいでしたけどね。Axisには受験アイテムが揃っているし、やっぱり応援してくれる人がここにはいますからね。

 

ワオ高広報:通信制高校の自由な時間×ワオ高校と連携したAxisがあったからこそ、実現できた合格実績。後輩のワオ高生や、通信制高校への進学や転入を考えている人、通信制高校から大学受験ができるのか不安に思っている人にとって、とても励みになると思います!ぜひこれからも、大学生活を楽しんでくださいね。ありがとうございました。

 

2024/06/05大学受験学校生活