後期がスタートして2か月。普段の学習は完全オンラインで進むといえど、単位認定のために必要不可欠なのがスクーリングです。

ワオ高校では、3泊4日で行う宿泊型スクーリングを取り入れています。

今回は11月22日（火）～11月25日（金）の日程で、1年次後期スクーリングを実施しました。

緊張した様子で開講式を迎えた1年次生たちでしたが、授業やフリータイムを通してすぐに打ち解けた様子。

最近転入してきたばかりの生徒もいましたが、みんなと一緒に過ごすうちに笑顔がみられていましたよ。

オンラインで議論をする機会が多いので、リアルで会った時も違和感なく話せるのがワオ高校のいいところ！

様々な授業で行われるグループワークでも、白熱した議論が繰り広げられていました。

中でも、ワオ高校オリジナル科目“教養探究”の授業は、実験・シミュレーション・ディスカッションなど、スクーリングならではの要素が盛りだくさんでした。

授業の様子はぜひこちらをご覧ください。

また、最終日には“教養探究ツアー”を実施しました。

岡山の街並みを走る“路面電車”をテーマに、路面電車の歴史、公共性と必然性、役割とその効果などを探究していくことが目的です。

このツアーは、ある生徒の発言がきっかけで実現したもので、企画から運営まで生徒が主体となって活動しています。

企画書の作成方法が分からず悩んだり、どんな内容の資料を作るか迷ったりする場面もありましたが、先生たちからアドバイスを受け、しっかりと作り上げることができていました。

ツアー前日には、参加者を対象とした事前学習を実施。もちろん、事前学習の資料も生徒が作成しています。

「なぜ路面電車は減少傾向なのか？」「活性化させるためにできる取り組みは何か？」などのディスカッションも交えながら、路面電車の歴史について紹介していました。

ツアー当日は、岡山駅から貸切路面電車に乗り、路面電車の車庫がある東山へ出発。

車庫を見学しながら、路面電車の制作話・地域での活動など様々な話をお聞きしました。

既に路面電車を廃止した地域から譲り受けた、という部品等も見せていただき、他地域との繋がりも感じられました。

参加生徒からは「普段は見ることができないところをたくさん見せてもらった、すごく勉強になった」「また岡山に来たら（路面電車に）乗りたい。活性化させる方法を考えてみようかなと思った」などの意見が。学びの多いツアーになったようです。

今後も色々な企画を一緒に考えていけるといいですね。1年次生のみなさん、スクーリングお疲れ様でした！