2022/12/08教養・リベラルアーツ学校生活
ワオ高校オリジナル科目の“教養探究”。
日々の学習はオンライン上で進めていきますが、年2回行われるスクーリングではリアルな授業が行われます。
今回は、1年次後期スクーリングで行われたリアル授業の様子をお届けします!
スクーリング全体の様子はこちら
まずは自然科学探究の授業から。
自然科学探究の選択カリキュラムは“宇宙”と“生命”。
中でも気になる実験をしていた、“生命”の授業を覗いてみましょう。
“生命”の授業では、DNA抽出・人工細胞作成といった2つの実験を実施。
“生命とは何か?”を考えることがテーマです。
手順書を見ながら協力して実験を行い、顕微鏡でちゃんと人工細胞ができているかを確認します。実験が成功したグループは「こんな材料と方法で細胞って作れるんだ…」と驚いた様子でした。
さらに、なぜこの実験結果になったのか、人工細胞と生命体は一体どんな違いがあるのか、についてディスカッションを行った生徒たち。
「人工細胞は自己の能力を使って何かできる訳ではないが、生命体は内部代謝や細胞分裂を行うことができる」「代謝や細胞分裂ができないのであれば生命体とは言えないのでは」といった意見を出すなど、しっかり学びを深められた様子でした。
続いては経済探究の授業について。
経済探究の選択カリキュラムは“お金の正体”と“通貨の未来”です。
気になるワークをしていたのは“お金の正体”。
今回の授業では、“なぜお金で買い物ができるのか?”ということを探るために2つのワークを行いました。
1つ目はシミュレーション。
“お金を貸す側(銀行)”と“お金を借りる側(お客)”の立場に分かれ、「どれくらいなら貸せる?」「どんな交渉すれば無事にお金借りられるかな?」と相談しながら、“お金を借りるときに必要な信用とは何か?”について考えました。
2つ目は物々交換。
ランダムに配布された物品を手に、クラスメイトが持つ他の物品と交換してもらえるか?と交渉にチャレンジ!中には交換してもらえなかった生徒も…。
それらを踏まえ、生徒からは「社会全体がお金自体を価値があるものだと思い込んでいるからだ」「お金のことを、自分にとって価値がある物と交換できるものであると信じている」などの意見があり、物の価値について考えるきっかけとなったようでした。
普段のオンライン学習とは違って実験やワークを行う授業が多いため、どの生徒も楽しみながら学習できたようです。
これから1年次生たちは、今回のスクーリングでの授業と今までのオンライン授業を踏まえレポート作成に挑戦します。どんなレポートが出来上がるのか楽しみですね。
2022/12/08教養・リベラルアーツ学校生活
その他の記事
世界で活躍するワオ高生:トビタテ!留学JAPANでドイツへ
2024/10/01
ワオ高1期生 卒業生インタビューvol.3「留学で自分が好きになれた-卒業生が語る、留学のススメ」
2024/09/03
全国で活躍するワオ高生③ 「きぼう」ロボットプログラミング競技会出場!
2024/08/21