2024/06/12学校生活通信制高校イベント
「ワオ高校での学校生活はどんな様子?」
「生徒はどうしてワオ高校を選択したのだろう?」
「哲学の授業ってオモシロイの?」
2024年度のワオ高校オープンスクールは、入学希望者から多く寄せられるこんな疑問に、まるごとお答えする内容となっています。
2024年度の第1回となるオープンスクールは、6月1日に開催されました。
初回は、ワオ高生による座談会と公開授業を実施し、バーチャルキャンパスを訪れてくれた多くの参加者に向け、ワオ高校の魅力を伝えました。
ワオ高生による座談会では、在校生5人が「ワオ高校を選択した理由は?」というテーマで、ワオ高校についての思いを率直に語りました。
3年生
Akariさん(進行役) 人々の居場所づくりを考え学ぶ
2年生
ほしぴーさん 哲学、心理学、起業と多方面で活躍
ワカさん 地域研究に興味、ワオ高の学びを満喫
1年生
狐さん 哲学部で熱心に活動
蛍さん 仲間たちと勉強会に夢中
Akari:まずは、まだ入学して半年もたっていなくて、記憶が新しい1年生に聞いてみようかな。狐さんがワオ高校を選んだ理由は?
狐:初めてワオ高校のイベントに参加したのがオープンスクールで。その時に「哲学」の公開授業を受けて、それに興味を持ったんですよね。そこからは他の学校に目を向けることなく、ワオ高校一本に志望校を絞ったという感じでした。
ほしぴー:ワオ高校には「哲学カフェ」という、哲学部メンバーが一般の人と一緒に哲学について語り合うイベントがあるんですけど、狐さんは入学前から頻繁に参加してくれていたんですよね。だから、入学してくれて本当にうれしかったです。
Akari:2年生のワカさんはどうだった?
ワカ:先輩への憧れという理由が大きいかな。いろいろな高校の情報を集めていて、合同説明会に参加した時、たまたまワオ高生がインタビューに答えるのを見て、その話す様子がとても格好よくて。「他の学校と違うな」と感じてワオ高校に行こうと決めました。だから出願したのもすごく早かったんですよ。中学3年生の秋にはもう出願して、年内に合格が出ていました。
Akari:ワオ高生は「ここしかない」とすごく早く出願する人と、じっくり考えて出願する人が両極端だよね。私も中学3年の12月までには合格が決まっていたかな。では、1年生の蛍さんはどうしてワオ高校を選んだの?
蛍:もともと大学に進学したいという希望があったから、通信制高校でも大学受験をきちんと目指せる学校を探していました。ワオ高校は母体が学習塾だったから、勉強がきちんとできるんじゃないかなと思って選択しました。
Akari:実際に入学してみたらどうだった?
蛍:そうですね。ワオ高校の勉強は、結構ボリュームがあると感じています。でも、バーチャルキャンパスに毎日通って、友達と雑談しながらずっと勉強しているので楽しいです。
Akari:1年生、本当によく勉強しているよね。ほしぴーさんはどうでした?
ほしぴー:私はAIに興味があり、通信制高校か高専かで悩んでいたんです。その一方で、学問として「哲学」や「科学」が好きという思いもあって。高専を選ぶとAIの学習一本になり、そのまま将来の職業もAI関係になってしまうなと思い、それはどうなのかなと。入学前から哲学カフェにも行っていて楽しかったから、ワオ高校を選択しました。
Akari:私の場合はまさにタイミングとフィーリングが合ったからですね。高校のパンフレットを資料請求した時、住んだことのある関東や関西エリアに絞って請求したはずなのに、なぜだか「岡山」に本校があるワオ高校が混ざっていて。でもパンフレットを見て「ここ、いいな!」と思い、自分の感覚を大事にして決めました。
Akari:では、ここからは参加者の皆さんが聞きたい、ワオ高校のリアルな姿を答えていきます。「校則ってある?」という質問が来ています。
ワカ:多分、校則ってないよね。先生たちからは「日本国憲法を守って、法律に触れない」としか言われていない(笑)。スクーリングの時も、金髪やいろいろな色に髪を染めて、おしゃれに気合を入れてくる人もいっぱいいるから、多分、他の学校で言うような校則はないと思う。
Akari:次は「面白かった授業ナンバー1は?」
蛍:最初のスクーリングの時にあった「公共」の授業!
狐:そうそう!先生がすごく面白く話をしてくれて、授業全体の雰囲気も良かった。
ワカ:私はやっぱり教養探究の授業かな。去年は自然科学探究の「宇宙」を受講していたんだけど、とても面白かった。興味がわいたから、自分でも自主的に宇宙のことを調べたり、先生にお薦めの本を聞いたりして勉強しました。
ほしぴー:私は「宇宙」を選択していなかったんですけど、どんな内容?
ワカ:印象に残っているのは、相対性理論など科学理論の構築に関わった人の背景について学んだりしたことかな。特にレポートがすごく面白い!普通に文章を書いて答えるのではなくて、「日記形式で書け」とか「SNSでのやりとり風に書け」とか指定が変わっていて。レポートの内容もだけど、文体を工夫することにすごく悩んで書きましたね。
Akari:1年生は後期授業から教養探究の授業を選択できるよ。
蛍・狐:はい、すごく楽しみです!
Akari:やっぱり気になる「スクーリング」についての質問がきています。今年は1年生のスクーリングが入学直後の4月という早い時期にあったんだよね。どうだった?
蛍:スクーリングに行く前から、バーチャルキャンパスで同じ学年の子と自習をしていたから、スクーリングは「ネッ友」に会いに行くような感覚で楽しみでしたね。
狐:バーチャルですでに関係ができていたから、直接会ってもすぐに話ができたね。早い段階でスクーリングがあったから、今年の1年生はすごく横のつながりが強い!
ワカ:私は2人と違って、初めてのスクーリングはめっちゃ緊張してたな。そもそもスクーリングに行く前は、1人で県外に行くということもなかったし。
ほしぴー:最初のスクーリングで、初めて喋った相手がワカさんだったことは覚えているな。生徒の人数が増えるにつれて、毎年少しずつスクーリングの形も変わっていますよね。6月には2・3年生合同でスクーリングがあります。
Akari:「1日の生活リズム」や「通信制高校の学びでどうやってモチベーションを保っているのか」という質問も来ています。やっぱりみんな気になりますよね。
ワカ:最近は朝6時に起きて、午前中にUMU(ユーム=ワオ高校の学習プラットフォーム)を使ってレポートをウェブ上で提出して、午後には本を読んだり気になる論文を読んだりしています。
Akari:毎朝9時半に、バーチャルキャンパスで「朝活」というミニ集会があるんですけど、私はその朝活に間に合うように頑張って起きるようにしています。
ワカ:今年は毎週火曜日に全校集会があるから、火曜日だけは生活リズムが整っているという人も多いよね。でも、朝活の後に二度寝しているという人もよく聞くよ。
蛍:私は朝6時半に起きて、少し勉強してから朝活に出て、そのままバーチャルキャンパスで友達と一緒に勉強しています。
ほしぴー:みんな、すごいな。私は昼近くに起きることもよくあります。生活習慣は結構自己責任という面が大きいですよね。
Akari:通信制高校は一人で勉強を進めないといけないけれど、みんなはどうやってモチベーションを保っている?
蛍:私は「これが終わったらゲームをするぞ!」とか、自分なりのご褒美を設定して頑張っています。
狐:自分は、友達に「レポートの分からないところがあったら教えるよ!」と呼びかけて、勝手に「コールセンター役」をやってる。人に教えるからには、自分自身が早めにレポートを終わらせておかないといけないから、それがモチベーションになっているかな。
ワカ:私は「思い立ったら吉日」でまとめてやるタイプ。一度レポートを開いたら、一気にまとめて取り組むから、モチベーションの保ち方は全く考えてないな。
ほしぴー:そうやってできるのは、すごい! 私は起業コースにも入っているので、学校のレポート以外にも、起業コースで運営している株式会社のタスクがいっぱいある。だから最初に1日の時間割を決めるようにしていて、勉強とタスクを振り分けるようにしているんだけど、その時に大事にしているのが、メリハリをつけること。でも、うまくいかないことも多いです。
Akari:私は一度モチベーションが落ちてしまうと、しばらくずっと上がらないままということが多いから、そんな時はバーチャルキャンパスに行って先生に相談して一緒に考えてもらってます!「先生、モチベーション落ちてます!どうしましょう!」って。通信制高校だと、先生はほったらかしというイメージがあるかもしれないけど、ワオ高校ではバーチャルキャンパスに常に先生がいて気軽に相談できるし、意外といろんな先生が話を聞いてくれるんですよね。
ワカ:私もキャリアカウンセラーの先生に進路のことを相談したら、親身になって話を聞いてもらえて勉強になった。他の学校と違って、少し変わったタイプの先生が多くて、一緒に考えてもらえるのがいいよね!
ワオ高生目線で見たワオ高校のリアルな姿が伝わったでしょうか。
2024年度のオープンスクールは、公開授業のほか、毎回違ったワオ高生企画を準備しています。
6月22日(土)は「ワオ高生プレゼンショー」。
7月20日(土)は「ワオ高生座談会 学校生活ってどんなの?」。
8月3日(土)は「在校生×卒業生対談 ワオ高を卒業してどう?」・
毎回異なる企画なので、何度も参加して楽しむことができます。
ぜひ、ワオ高校の真の姿を知るために、遊びにきてください!
ワオ高校オープンスクール ホームページ
https://www.wao.ed.jp/openschool2024/
2024/06/12学校生活通信制高校イベント