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2023/10/05大学受験学校生活

高校受験直前の中学生必見!自習のやり方 5つのポイント

 

中学3年生の皆さん、自学自習はうまく進んでいますか?

学校や塾の授業を受けただけで、定期考査や受験対策を完璧にすることはできません。勉強の基本は自学自習です。学校や塾で学んだこと、インプットした内容を、自学自習を通じて、身に着ける、すなわちきちんとアウトプットできる状態にしておく必要があります。

ここで、自学自習の際に、ちょっとしたポイントを知っておくと、その自学自習の効果を上げることができます。

 

この記事では、中学生向けの自学自習の5つのポイントをご紹介します。ポイントの説明やなぜ重要なのか、そして実際の例もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

 

本コラムは、以下のような目次になっています。

 

自学自習のポイント(1)目標を設定しよう!

自学自習のポイント(2)自己評価と振り返りをしよう!

自学自習のポイント(3)復習を行おう!

自学自習のポイント(4)積極的に質問をしよう!

自学自習のポイント(5)疲れたときには休憩しよう!

 


自学自習のポイント(1):目標を設定しよう!


自学自習を始める前に、自分の目標を明確にしましょう。

目標を持つことは、学習の方向性を明確にするためにも非常に大事です。具体的な目標を設定することで、自分の学びたいことや成し遂げたいことを明確にし、自分の勉強の進捗とその目標を照らし合わせることで、モチベーションを高めることができます。

 

目標を設定する際にはその期間に応じて以下の3つの目標を設定することが効果的です。

 

・短期的(すぐに達成可能な目標 例:ワークをここまで終わらせるなど)

・中期的 (少し時間がかかる目標 例:一か月後までに勉強をここまで完了させるなど)

・長期的(時間がかかる目標 例:〇〇模試で〇〇点以上をとるなど)

 

長期的な目標を達成するために、逆算的に中期的・短期的な目標を設定していくと、長期的な目標の実現可能性が向上します。

 

目標を設定することで、努力や集中力を維持しやすくなります。また、目標を達成した際には、達成感や充実感も得られます。

 

ここでは中期的な目標である、数学のテストで80点以上を取ることを目標にする場合について、具体的な手順を考えましょう。

まず、学習範囲を週ごとに計画し、毎日一定の時間を数学の学習に割り当てます。また、自分の苦手な分野や問題を特定し、それに重点的に取り組むことも重要です。学習の進捗を確認しながら、目標を修正することも大切です。

例えば、予定よりも進んでいる場合は、新たな目標を設定してさらに高い成績を目指すこともできます。

 

自分の目標を明確にし、そのための計画を立てることで、より効果的な学習ができるようになります。

ぜひ、自分の目標を見つけて取り組んでみてください。目標なく勉強するよりは、はるかに効果的に勉強が実施できるはずです!

 


自学自習のポイント(2):自己評価と振り返りをしよう!


自己評価と振り返りは、自学自習の重要な要素です。

先ほどの章で設定した目標がどの程度実行できているのかを確認し、もし十分に実行できていない場合は、どの程度目標を達成できているのか、どうすれば目標を達成することができたのかを考える必要があります。

ほかにも自己評価と振り返りには様々なメリットがあります。以下では、そのメリットや自己評価と振り返りのやり方を紹介します♪

 

・自己評価について

自己評価は、学習の進捗や理解度を客観的に評価することで、学習の進展状況や理解の度合いを把握することができます。

具体的な方法としては、テストやクイズを作成したり、練習問題を解いたり、他人に学習内容を説明したりすることなどが有効です。特に、他人に学習内容を説明することは、自分自身の理解度の把握においては非常に有用です。

この自己評価のプロセスを通じて、自分自身の勉強がどこまで進んでいるのかという進捗の管理を行い、わかる部分とわからない部分の区別をしっかり行うことによって、自分の勉強を客観視する必要があります。

 

・振り返りについて

自己評価の結果をもとに学習の成果や課題を分析し、次の学習に活かすことが重要です。また、ここで先ほどの章で設定した目標がどの程度、達成できているのかを確認する必要があります。

具体的な方法としては、先ほどの自己評価の結果と自分自身の先ほど設定した目標を照らし合わせることで、自分自身の目標の達成率をみる事です。

目標の達成率をみた後に、目標の達成率が十分でなかった場合、なぜ十分な達成率が出なかったのか、その要因を考える必要があります。そのためにも、学習方法や学習計画、理解に困難を感じた部分などを特定することで、要因を特定し、次の目標設定に生かす必要があります。

また、目標の達成率のチェック以外にも、この振り返りにおいて、学習日誌をつけることも有用です。毎日の学習内容や気づき、困難な点を記録し、後で振り返ることで自分自身の成長や改善点を把握できます。また、学習の成果を評価し、達成した点や上手くいった点に焦点を当てることも重要です。

これらの方法を駆使して、学習の課題や困難な点を分析し、自分の学習スタイルや学習環境を見直し、次目標を設定することが効果的です。

 

自己評価と振り返りは、学習の強みや課題を把握し、学習の質と効率を向上させるための重要なステップです。

自己評価では、テストやクイズの作成、問題の解答、他人への説明などを通じて自分の理解度を確認します。

振り返りでは、学習日誌をつけたり、学習の成果や課題を評価したり、学習計画を立てたりすることで、自己成長を促進します。

 

以上が、自己評価と振り返りの方法についての説明です。

これらのステップを積極的に取り入れ、定期的に自己評価と振り返りを行うことで、効果的な自学自習を実現しましょう。

 


自学自習のポイント(3):復習を行おう!


自学自習では、学校や塾の授業内容を定期的に復習することが非常に重要です。

復習を行うことで、学習内容の定着や理解を深めることができます。以下では、効果的な復習の方法について紹介します。

 

まずは、学習した内容をすぐに復習しましょう。

学習したばかりの情報は、一時的な記憶である短期記憶にとどまってしまいがちです。この短期記憶の状態では、覚えた内容を一日後に74%忘れると言われています。そのため、学習後すぐに復習を行うことで、長期記憶に定着させることが重要です。

 

また、復習の頻度を適切に調整しましょう。

学習内容によって復習の頻度は異なりますが、一般的には学習後すぐに復習し、その後も定期的に復習を繰り返すことが効果的です。例えば、学習した内容を1日後、1週間後、1ヶ月後に復習するといったスケジュールを立てることが有効です。

 

さらに、復習方法には様々なアプローチがあります。例えば、学習内容をノートやフラッシュカードにまとめておき、定期的にそれらを見返すことが効果的です。

また、復習の際には、学習内容をアウトプットすることが、非常に重要です。具体的には、学習した内容を自分なりに説明したり、問題を解いたりすることでも復習効果が高まります。

 

効果的な復習は、学習内容の定着や応用力の向上につながります。

自学自習では、短期的な学習だけでなく、定期的な復習を行うことで学習の効果を最大限高めましょう。自分自身の理解度や忘れやすいポイントを把握し、計画的な復習を行うことで、より効果的に自学自習をすることができます

 


自学自習のポイント(4):積極的に質問をしよう!


自学自習では、積極的な質問が重要です。質問を通じて疑問や不明点を解消し、理解を深めることができます。以下に、質問する上でのポイントをまとめます。

 

まずは自分の学習中に生じた疑問や理解しづらい点を明確に把握しましょう。

質問する際には、あいまいな質問をしてしまうと、回答もあいまいになってしまいます。なので、わからない問題に出会ったときには、「何がわからないのか、なぜわからないのか」という視点に立って、論点を明確にしていくことが重要です。疑問や理解しづらい点を明確にすることで、質問に対する回答が明確になります。また、学習の過程でわからない部分が出てきたら、それをメモしておくことが重要です。

 

積極的な質問は、自学自習の効果を高めるために重要です。

わからないことをわかるに変えることで、勉強が楽しくなり、より意欲的に勉強を進めることができます。自分の学習に積極的に質問を取り入れてみましょう。

 


自学自習のポイント(5):疲れたときには休憩をしよう


自学自習において、適切な休憩を取ることは非常に重要です。

休憩を取ることで、集中力を回復させ、学習効果を高めることができます。

また、疲れた状態で、勉強を進めてしまうと、勉強に対してモチベーションも湧きませんし、勉強が嫌いになってしまう可能性があります。なので、しんどいなと思った時には、どんどん休憩を取り入れていきましょう。

 

疲れた時に、休憩をするのは重要ですが、ここでは、より効果的な勉強時間の設定方法をお教えします。

 

【ポモドーロ勉強法】

「25分の作業+5分の休憩」を1ポモドーロとし、4ポモドーロ(2時間)ごとに30分間の休憩を取る。これを繰り返す勉強法のこと。

 

短い休憩を取ることで長時間の作業効率がアップすると言われており、集中力が途切れることなく勉強をすることができるようになります。

また、休憩中にも学習に関連する活動を行うことで、学習意欲を保ちながら脳と身体をリフレッシュさせることができます。適切なタイミングで休憩を取り入れ、学習の質と効率を向上させましょう。

 

以上が、中学生の受験勉強においておすすめの自学自習方法のポイントと実践例でした。

自学自習の方法を早くから確立することは後々、勉強をしていくうえで非常に役立ちます。

ぜひ、これらのポイントを参考にして、効果的な学習法を見つけてください。自分の力で学ぶことで、成長や自信の向上ができるはずです。頑張ってください!

 

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