学校法人ワオ未来学園 ワオ高等学校

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2024/05/07学校生活

対話あふれる新入生スクーリング 令和6年度は初の4月実施

 

令和6年度のワオ高校は「対話」と「共創」を大切にしています。

新入生がなるべく早い段階で学校になじみ、対話しやすい環境を整えようと、例年6月ごろに行う前期スクーリングを新入生のみ前倒しし、4月23日(火)~26日(金)に実施しました。

 

入学間もない時期に岡山本校に集まった新入生たちは、同級生や教職員と積極的に対話や交流の時間をもち、楽しい学校生活と仲間づくりをスタートさせました。

 


開講式・総合探究


開講式では、河本尚副校長が入試面接で出された「過去の事実を動かすことはできますか」という課題を再び問いました。

「時間のとらえ方が変わると、学ぶ姿勢も変わってきます。このスクーリングの時間を大切にし、対話を楽しむことを意識してみましょう。自分がどういう人なのか、周囲の人に伝え、自分の周囲の人がどんな人なのか体感する時間にしてください」と呼びかけました。

 

 

最初の総合探究の授業では、対話をしやすくするルールとして

 

・何でも言ってみる

・他人の意見を否定しない

・自分の意見も否定しない

 

という約束事を確認。「Question X」という探究カードゲームに挑戦しました。

 

カードゲームは、「星」「スマホ」「桃太郎」などランダムに出てくるキーワードに合わせ、グループのメンバーが答えやすい「問い」のカードを場に出し、その解答を全員で考えるものです。

例えば、キーワードが「桃太郎」だった場合、「アメリカで〇〇をバズらせるには?」という問いのカードを出されたら、〇〇部分に「桃太郎」を入れて解答を考えます。

新入生たちは、グループメンバーの答えに共感したり、「なぜそう考えたの?」とさらに質問を重ねたりして、対話を実践しました。

 

 


英語で謎解き


「英語コミュニケーション」の授業では、「英語×謎解きゲーム」に挑戦しました。

 

グループに分かれて相談しながら、数問のクイズやパズルに英単語で答えました。

スマホや辞書を使わずに回答しなければならないため、グループのメンバー同士で意見を出し合いながら、答えを導き出しました。

海賊に扮した英語科の教職員がゲームを盛り上げ、新入生たちは「毎回こんな英語の授業なら楽しいのに」という声も上がっていました。

 

 


初めてのスクーリングを頑張った新入生へ


閉講式で平田強校長から、生徒たちへ力強いメッセージが送られました。

 

 

「皆さんの先輩が、ワオ高校では『主体的に動くことで学校が面白くなる』と語っていました。今回のスクーリングも、進んで授業に参加することで楽しく感じられたのではないでしょうか? 主体的に学ぶと、先生もどんどん面白い話をしてくれますし、より面白い学びに出会えます。今後はオンラインでの学びに率先して参加していきましょう」

 

2024/05/07学校生活