学校法人ワオ未来学園 ワオ高等学校

学校法人ワオ未来学園 ワオ高等学校

  1. ワオ高等学校
  2. ブログ
  3. リアルでしかできない学びで成長するワオ高生!【1・2年生、令和5年度後期スクーリング】

ブログ

2023/12/06学校生活

リアルでしかできない学びで成長するワオ高生!【1・2年生、令和5年度後期スクーリング】

 

オンラインで学びを深めているワオ高校の雰囲気ががらりと変わるのが、年2回のスクーリングです。

11月21日~24日の3泊4日、岡山本校で、1、2年生の令和5年度後期スクーリングが行われました。

 

日本各地や海外から約100名もの生徒が集まり、前期スクーリング以来となる先生や友達との再会。笑顔があふれ、校舎は一気ににぎやかになりました。

リアルで会うからこそできる授業や体験活動が行われたほか、ワオ高らしく最先端の起業家から学ぶプログラムもあり、充実したスクーリングとなりました。一部を紹介します。

 


1年生特別活動・ペーパータワーをつくろう(1日目)


 

 

 

1年生は、特別活動(総合探究)で「ペーパータワー作り」に挑戦しました。A4のコピー用紙を使って、それぞれが考える「ワオ高校」を作るグループワークです。

 

生徒たちは「高いタワーを作るには、紙をどう折ればいい?」「ワオ高らしさって何だろう」などと話し合いながら制作を進めました。

グループごとに完成させた「ワオ高校」は、それぞれ全く違った姿に! 生徒の皆さんにとっては、ワオ高校がとても多様な姿に見えているようです。

 

普段はオンラインで対話や交流をしていた生徒同士が直接顔を合わせ、実際に手を動かし協力し合うことで、卒業まで共に学ぶ「チーム」として結束が強まりました。

 


1年生が初の教養探究リアル授業(2日目)


 

 

 

スクーリング期間中には、ワオ高校オリジナル科目の「教養探究」の授業があります。1年生にとってはリアルで行う初の「教養探究」授業です。

最初は緊張気味だった生徒たちですが、普段から対話を重ねている分、いざグループワークが始まると積極的に意見を交わす姿が見られました。

 

経済探究「通貨の未来」の授業では、「ワオ高校で生徒全員が盛り上がる文化祭」をグループで企画してプレゼンをしました。

生徒はチケットがもつ役割を学び、客がお金を払ってもいいと思える価値を生み出す過程について体感しました。

 


植物・生物観察のフィールドワークへ(3日目)


 

 

スクーリング時でしかできないリアルの学びができるよう、各教科の担当教員は工夫を凝らした授業を展開しました。

 

「生物基礎」の授業では、学校近くにある川へ生物・植物観察のフィールドワークへ。

スマートフォンを片手に植物の名前を調べたり、川の中の生物を網ですくって観察したりしました。自宅を離れて泊りがけで行うスクーリングで、疲れがたまってくる頃でしたが、気分転換になったのか生徒たちは晴れやかな笑顔を浮かべていました。

 


【特別プログラム】未来の起業家が企業トップ、プロマーケターに聞く!


スクーリング期間中、起業コースの生徒たちが中心となり、自身で会社をおこした企業トップから直接話を聞く特別プログラムも実施されました。

起業した時の思い、ビジネスに必要なマインドなど実際の経験に基づいた話を聞いた生徒たちは、積極的に質問を重ねるなど、大きな刺激を受けました

 

★株式会社ワオ・コーポレーション代表取締役会長・学校法人ワオ未来学園理事長

西澤昭男さんにインタビュー

 

 

起業コースの生徒3人が西澤理事長にインタビューをしました。

西澤理事長はワオ・コーポレーションを創業した時の思い、今もなおさまざまな事業を拡大していることなどについて語り、「青春は年齢じゃない。何歳になってもチャレンジし続けるのが青春。創業50年たつワオ・コーポレーションでも、まだ日本一になるという夢を追い続けている」と生徒たちに話しました。

さらに、ワオ高校をもっと大きくしていくために「生徒の目線からワオ高校の魅力を発信してほしい」と要望。生徒たちは、起業コースで設立を目指している会社や事業を伝え、アドバイスを受けました。

 

 

★GAFA出身、Loop Now Technologies株式会社執行役員

中山顕作さんが講演

 

 

プロのマーケターとして活躍し、自身で起業もしている中山さんが「10年後に活躍するみなさんに、今から知っておいてほしいこと」と題して講演しました。

 

中山さんは自身の経歴として、大学選びや就職時の起業選びでもさまざまな情報を分析して、道を選んできた経験を紹介しました。

マーケティングについて「Market+ing」で「市場を創ること」と解説し、「マーケティングの面白さを知ってほしい!」とビジネスのあらゆる場面に求められている「マーケティング思考」について実例を挙げて語りました。

 

現在、ワオ高校の魅力をPRするコンサルティング業務にも携わっており、参加したワオ高生に「皆さんから生のアイデアをもらい、共に魅力発信をしていきたい。希望する人は一緒に生のビジネスを体験してほしい」と呼びかけました。

 

講演を聞いた生徒は「いいアイデアを思い付いた時、どのようにビジネスに結び付けていくのか」「営業で意識していることは?」など、活発に質問をぶつけていました。

 


後期スクーリングを頑張った1・2年生へ


閉講式で山本潮校長から、生徒たちへ力強いメッセージが送られました。

 

「人が意思決定をする時、周囲の環境に大きな影響を受けます。環境はとても大事です。その点、ワオ高校の環境はとても多彩で、皆さんの周囲にはいろんな考えもつ人が大勢いるのが魅力の一つです。ぜひ、周囲の人とたくさん話をしてほしい! そうすれば皆さんの可能性は広がっていきます。スクーリングは終わりますが、バーチャルキャンパスをどんどん使い、互いに刺激しあってほしい!」

 

2023/12/06学校生活