2021/11/09学校生活
11月5日(金)の特別活動は、スクールカウンセラー小川倫弘先生の「心の授業-WEL-(ワオ・エモーショナル・ラーニング)」を実施しました!
小川先生の授業は約2か月ぶり。
生徒たちが集中して授業を受けられるよう、呼吸の瞑想からスタートした第5回は、「モチベーション」をテーマとした授業でした。
モチベーションとは、大きく分けると「外発的モチベーション」と「内発的モチベーション」の2つがあるそうです。
外発的モチベーション
:お金がもらえる、人々から称賛されるなど、外から与えられるモチベーション
内発的モチベーション
:こんな自分になりたい、こんなことがやりたいなど、自分の中からわき起こるモチベーション
外発的モチベーションよりも内発的モチベーションの方が長続きし、自分自身の幸せに繋がっていくと考えられているそうです。
では、この内発的モチベーションはどのように高めていくのでしょうか?
モチベーションを高めるために必要なのは「想像」です。
自分の未来を想像することで、自分の脳が、その未来を実現するために最適な行動や情動などを処理し始めるという説があります。
そこで、未来を想像する練習として、「10年後の自分の人生」を想像してみました。
このワークのポイントは、「何もかもがよい方向にすすんだり、自分が期待した以上の反応が得られたりした場合の人生」を想像することです。
できるだけ具体的に想像できればより効果が得られるそうで、どの生徒も「10年後の自分の人生」を真剣に考えていました。
また、自分が想像した内容について、グループ内で発表を行いました。
自分の未来を誰かに話すことで、その未来が自分にとって現実味を帯びてくるようになったり、自分に手を貸してくれる人が現れたりするそうです。
どの生徒も、とても楽しそうに発表をしていて、中には「グループの人と9割くらい同じことを想像していて思わず笑ってしまった」という生徒もいました。
まだ将来の目標が定まっていない生徒もいますが、そういった生徒たちも「自分にはこんな可能性がある」と感じることができたのではないでしょうか?
今日想像した未来にどれだけ近づけるのか、それとも追い越すことができるのか…
ワオ高生たちのこれからが楽しみですね!
2021/11/09学校生活