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2023/10/02英語・留学イベント

教育の質が高くサポートが手厚いオーストラリア留学とは?

 

留学を検討する上で、国や学校をどう選べばよいか、単位互換はできるのか、高校留学と大学進学のどちらが良いのか、など多くの情報を精査しなくてはいけません。

ワオ高校では、そんなお悩みを解消すべく「中高生のためのワオ留学フェス」と題して、シリーズでセミナーを開催しています。

 

今回は、9月16日に実施した「オーストラリア留学編」をご紹介します。留学先にオーストラリアを検討している方は必見です!

 


留学生の数と世界大学ランキング


⽇本には約790校の⼤学がありますが、オーストラリアは、国⼟面積の割には⼤学が少なく、全部で43校しかありません。しかもそのうち39校が国⽴で、⼀定⽔準以上の品質と、⽐較的低い授業料が保証されています。

 

 

「THE世界⼤学ランキング」で100位以内に⼊っている⼤学は、⽇本では東京⼤学と京都⼤学の2校しかありませんが、オーストラリアは2023年のランキングでは7校がランクインしていることからも、教育・研究レベルの⾼さがうかがえます。

 

出典:Times Higher Education「THE World University Rankings 2023」

 

そして、オーストラリアは留学⽣が多いという特徴があります。

もちろん⼈数だけで⾔えばアメリカが圧倒的に多いのですが、オーストラリアは大学の数が少ないこともあり、大学生のうち3〜4⼈に1⼈が留学⽣です。(後の調査によると、2023年の留学⽣は約62万⼈。Times Higher Educationの調査では、2020〜2021年度に最も留学⽣の割合が⾼かったメルボルン⼤学では、その割合が約48%にも上りました)。

この⽐率の⾼さは、オーストラリアの教育システムや国民が留学⽣に対して優しい、ということを物語っています。

 

留学などでさまざまな社会や文化背景を持つ⼈々と触れ合うメリットは、ただ楽しく有意義ということだけではありません。これから社会に出ていく中でも⾮常に⼤切な経験だということで、企業側もその経験の価値を認めるようになっています。

その点において、オーストラリアではキャンパスライフだけで自然にその「多様性」に触れるということができるというわけです。

 


時差


⽇本とオーストラリアの時差は、季節や地域よっても異なりますが、ほぼ±1時間の範囲、サマータイムでも+2時間と、ほぼ時差はないと⾔えます。

 

 

オーストラリアと日本との時差が少ないことは、移動する際に身体的な負担が少なくて済みます。

また、留学中も日本の生活と完全に切り離されるわけではなく、何かあった時に、日本にいる家族などと連絡を取りやすく、オーストラリアの時差は安心材料の一つと言えます。

 


治安と住みやすさ


⽇本は治安のよい国だと⾔われますが、それでも、危険な場所や時間帯はあるので、全く気を付ける必要がない、というわけではありませんよね。ましてや日本以上に土地勘のない海外では、さらに気を付ける必要が出てきます。

 

 

 

世界平和指数調査では、平和な国として⽇本が9番⽬、オーストラリアは13番⽬に挙げられているように、オーストラリアは⽐較的治安が良いことで知られています。気を許しても良いわけではありませんが、過度に警戒する必要はない程度と考えていいでしょう。

特にワオ⾼校が提携しているアデレードはのどかな地域で、オーストラリアの中でも治安がいい街として知られています。

 

また、Economist Intelligence Unitの「世界で最も住みやすい都市ランキング」では、オーストラリアだけでもメルボルンが3位、シドニーが4位にランクインしています。ちなみに⽇本は⼤阪が10位でした。

 

なお、このEconomist Intelligence Unitのランキングは、

 

安全性

医療

教育

⽂化

環境

インフラ

 

の5項⽬を数値化して作成されています。

 


物価と年間の⽣活費


物価は、オーストラリアのシドニーで東京の約1.5倍となっています。

家賃はそこまで⾼くなく、年間の⽣活費も1.5倍ほどで収められます。ただし、この背景には⽇本の物価と給与⽔準が先進国の中では群を抜いて低いことも⼤きく影響しています。

 

 

 

またオーストラリアの大学は国⽴が多いので、どの大学も授業料がそれほど⾼くありません

前述の生活費には学費が含まれていませんので、実際に必要なのは生活費と学費の合計ということになります。

 

 


アルバイトと就職


⽇本だと、時給1000円くらいのアルバイトをしたとして、⽉に⼤体6万円くらいは稼ぐことができます。これは⼤学⽣にとって、⾮常に大きな収⼊です。

ところが、国によっては学生ビザではアルバイトができない場合があり、メンター的な大学内部の仕事でいくらか賃金を得ることはできますが、そこまでの大きな収入が得られないことがあります。

対してオーストラリアは学⽣ビザにも関わらず、2週間で40時間、1か⽉で80時間まで働けます。時給で約2200円は貰えるので、⽉に12万円くらいの収入になります。物価が約1.5倍なので、⽇本よりは少し余裕があるでしょう。

※留学中のアルバイトの可否については、留学先の学校の規則に基づきます。

 

 

では、⼤学卒業後、就職した場合の給与はどうでしょうか。

 

 

⽇本では初任給(年収)約250万円、平均給与は約440万円で、就職後の平均給与の上昇が⼤きくなっています。

それに対して、アメリカは初任給632万円、平均給与は675万円で、よほど出世しない限りは賃⾦上昇の幅はあまりありません。ただ地域差というのも⼤きく、カリフォルニアでは年収1000万円でも低所得と⾔われます。

 

オーストラリアの初任給は約620万円とアメリカと同⽔準ですが、平均給与は約870万円と、アメリカに⽐べると平均的に賃⾦上昇していると考えることができます。

 

セミナーの参加者から、看護師の待遇について知りたいという意⾒が出ました。

オーストラリアでは、看護師の平均給与は約760万円、一方で⽇本は約480万円くらいです。

給与も⼤きく異なりますが、仕事のシステムがかなり違います。⽇本では看護師の業務は⾮常に多岐にわたります。

オーストラリアでも業務⾃体は様々ありますが、業務が細分化されているので、一人ひとりが担当する仕事は複雑ではありません。そのためもあって、残業はほぼ「0」です。

また、⼤きな特徴として、オーストラリアでは、看護師になるには国家資格が必要ないということが挙げられます。

 

さて、大学卒業後の就職は、留学の場合、「そのまま留学先で就職する」か「日本に帰ってから就職する」かの2パターンが考えられます。

オーストラリアでは、今まで留学後そのまま就職はできませんでしたが、近年、これが可能になりました。また、日本企業がオーストラリアで採用活動を実施することも活発化しています。

 


オーストラリアの⼤学卒業までのルート


オーストラリアでは、義務教育は⽇本の⾼校1年⽣に相当する「Year10」までとなっています。ただ、イギリス系の教育制度の特徴で、段階的に複数の進学ルートに分岐したり、州によって異なったりと、⾮常に複雑なものになっています。

 

その中でポイントになるのが、「Year12」です。

⽇本の⾼校3年⽣に相当する学年ですが、⼤学の1年時に履修する内容が含まれています。そのため、オーストラリアでは⼤学を3年で卒業することができます。

 

 

留学で⼤学進学をする場合は、英語⼒によって⼤きく4つのルートが考えられます。

1つめは、英検2級相当までの英語⼒で留学する場合で、これは⽇本の⾼校卒業後に、1年間語学学校で学び、その後に⼤学1年⽣に相当する「ファウンデーション課程」を経て、⼤学に進学するコースをとります。卒業までの留学期間は5年間です。

 

 

2つめは、準1級レベルの英語⼒を持っていた場合で、語学学校の1年間が不要になるので留学期間は4年間になります。

 

 

3つめは、1つめと同程度の英語力で留学し、現地で優秀な成績を収めて⼤学2年⽬に相当する「ディプロマ課程」に編⼊し、その後⼤学に2年通い、合計4年間で卒業するコースです。

ただ、⼀流⼤学はこの制度をあまり導⼊していなかったり、ビジネス系やIT系の学部に限定されていたり、という傾向があります。

 

 

そして4つめは、⾼校留学を経て⼤学へ進学する場合です。

⽇本の高校3年⽣段階で、オーストラリアの「Year12」に留学し、⽇本とオーストラリアの⾼校卒業資格を得て進学し、3年間で⼤学を卒業するコースです。⾼校留学1年+⼤学留学3年の合計4年間での卒業となります。

ワオ⾼校の留学コースではこのルートでの進学に対応しています。

 

 

いかがでしょうか。

オーストラリアでの学生生活・留学に関連する進路について、少しイメージが湧きましたか。

 

ワオ高校の「留学コース」では、ワオ高校とオーストラリアの高校どちらの卒業資格も取得ができるダブルディプロマ・プログラムを用意しています。

また、留学に向けて英語力を高めていくための講座も用意しており、経験豊富な留学アドバイザーも所属しているので、留学に向けて一貫した支援を受けることができます

 

詳しくは、留学コースのHPをご覧ください。

また、随時、個別説明会・相談会も実施していますので、お気軽にお問い合わせください。

個別説明会・相談会はこちら

 

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