日本の“本物”にふれる特別な一日

ワオ高校大阪通学コースの生徒6名が6月4日（水）、大阪市立美術館で開催されていた「日本国宝展」を訪れました。
このイベントは、校外学習を通じて通学コース生が交流を深めながら、事前学習をしてから観覧することで日本文化への理解を深めることを狙いとしています。さらに事後学習をしてその成果を全校生徒に向けて発表し、自分たちで「探究」したことをプレゼンテーションすることも目指しています。

事前学習から発見がたくさん

大阪梅田キャンパスで行った事前学習では、生徒たちが自分で興味のある国宝を調べて発表しました。
「調べるうちにどんどん面白くなってきた！」という声もあり、他の生徒が選んだ国宝に対しても関心を持って聞く姿が見られました。
また、発表に対してはプラス面だけでなくマイナス面のフィードバックも飛び交いました。4月にスタートしたばかりの大阪通学コースですが、日々の学校生活を通じて、生徒が互いに率直に伝え合える関係性が築けていることも印象的でした。

いざ本番、国宝に会いに

当日は人気の展示とあって、なんと入場まで1時間待ち！

 でも、生徒たちは「この前調べたやつだ！」「思ったより大きい！」と友達と意見交換をしながら展示を楽しむ姿が見られ、あっという間の3時間でした。
一つ一つの展示品にメモを取りながら熱心に見入る生徒もおり、事前学習で積極的に探究をしたからこそ、実際の展示品を目にすることでより深い学びにつなげることができました。

今回の活動はここで終わりではありません。
事後学習や朝活での発表を通して、さらに理解を深めていく予定です。
学んで、体験して、また学ぶ——そんな循環が生まれています。

次回はその“続き”をレポートします！どうぞお楽しみに。