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2025/12/26学校生活大阪キャンパス

【大阪キャンパス】AIと“ノリ”でWeb制作に挑戦―初めてのバイブコーディング体験

 

 

12月19日(金)、ワオ高校大阪梅田キャンパスで、BeEngineerによる「バイブコーディング体験」を実施しました。当日は大阪通学コースの生徒が参加。夏に行った体験会とは内容を一新し「AIを活用して自分だけのWebページを開発する」ことをテーマに取り組みました。

 

 


AIと“ノリ”で開発する、新しいコーディング体験


 

今回体験したバイブコーディング(Vibe Coding)は、AIと人が“雰囲気”や“ノリ”で対話しながら、自然言語でやりたいことを伝えてソフトウェアを開発していく手法です。コードを細かくかけなくても、「こんなデザインにしたい」「もっと派手にしてほしい」と言葉で指示するだけで、ページが次々と変化していきます。
一方で、簡単に形にできるからこそ「どう制御するか」「その結果をどう判断するか」といった思考力も問われるのが特徴です。

 


同じ時間でも、仕上がりはここまで違う


 

体験時間は夏のイベントと同じでしたが、完成したホームページのクオリティの違いに、生徒たちからは驚きの声が上がっていました。AIと対話を重ねながら、「どんなサイトを作りたいのか」を言語化し、試行錯誤を繰り返す中で、それぞれ個性のあるページが完成しました。

 

 

生徒が実際に開発したWebページ(抜粋)

※作成中のため、結び方と写真が一致していないものがあります)

 

いずれも、ワオ高校の高校生がAIと対話しながら開発したWebページです。

 


AIをどう使い、どう判断するか


 

今回の体験では、AIの面白さや可能性だけでなく、次のようなポイントも共有しました。

  • より良いものを仕上げるには、やはり専門知識が欠かせないこと
  • 簡単にできる分、「制御する力」が重要になること
  • AIで「できること/できないこと」を理解した上で使う必要があること

「AIを使うこと自体が目的ではなく、どう使い、どう判断するかが問われる時代」。
コードを知らなくても、「表題を目立つように光らせて」といった感覚的な指示でページが変わる体験を通して、生徒たちはその本質を実感している様子でした。

 

 

 

2025/12/26学校生活大阪キャンパス

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