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2025/12/18学校生活通信制高校

1年生の「総合的な探究の時間」成果発表会

12月16日(火)、ワオ高校のバーチャルキャンパスにて、1年生による「総合的な探究の時間」の成果発表が行われました。
入学式直後のスクーリングからスタートしたこの探究プログラムは、教育と探求社の教材を活用し、社会の中で「困っている人」に目を向け、解決策を考えることを目的に取り組んできたものです。今回は、その集大成となる発表の場となりました。

 


話し合いの難しさを越えて、最後までやりきる


総合的な探究の時間は、スクーリング期間以外は全てオンラインで実施します。当然、グループの話し合いもオンラインでするしかありません。これが1年生にとってはなかなかハードルが高く、「なかなか集まれない」「意見がうまくまとまらない」といった壁にぶつかったチームも少なくありませんでした。それでも、リーダーシップを発揮して全体をまとめたチームや、一人ひとりが役割を意識して協力し合ったチームなど、それぞれの形で試行錯誤を重ねてきました。

 

今回の発表では、「まずは頑張って発表すること」を目標に、全チームが自分たちのアイデアを発表。積み重ねてきたプロセスそのものが、大きな学びとなって表れていました。

 


身近な「困りごと」から生まれた多彩なアイデア


発表されたテーマの多くは、日常の中にある身近な困りごとに着目したもの。
例えば、

  • 静電気に困っている人のための身につけるアクセサリー
  • 片付けが苦手な人に向けた、片付けをゲーム化するアプリ
  • 忘れ物が多い人のための、収納機能付きベルト
  • 鼻水が多い人でも使いやすい、形を工夫したティッシュ
  • ポイ捨てを減らすための、ごみを持ち歩ける圧縮袋
  • 看板が読めない外国人や、スマホの充電が切れた旅行者を助ける、地元高校生による案内所

 

 

どの発表からも、「誰の、どんな困りごとを解決したいのか」を丁寧に考えてきたことが伝わってきました。

今回の成果をもとに、1年生たちは教育と探求社が主催する「クエストカップ」への挑戦にも進んでいきます。こうした経験を1年生の時から積み重ね、3年後に大きく成長してくれることを願っています。

 

2025/12/18学校生活通信制高校

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