2026/03/10学校生活大阪キャンパス

1月~3月に、大阪梅田キャンパスの通学コースでは、防災をテーマにした探究活動に取り組みました。1月21日に行った校外学習を踏まえ、通学コースの1年間の集大成として、校外学習・事後学習・発表までを一つの探究活動として実施しました。
校外学習に向かう前に、川口先生から「質問のレベル」についてレクチャーがありました。
これまで生徒たちは、事後学習として「クイズづくり」に取り組んできました。今回はそこからさらに一歩進み、
を立てることに挑戦しました。
「例えばこういうのは高次質問になりますか?」
と先生に質問したり、
「校外学習ではどんなことを見てこようかな」
と興味のあるテーマを考えたりと、生徒たちは少し驚きながらも前向きな様子。翌日の校外学習に向けて、それぞれが視点を持って臨む準備を進めていきました。

校外学習では、神戸にある「人と防災未来センター」を訪問しました。阪神・淡路大震災の経験と教訓を伝える施設で、防災・減災について学びます。
阪神・淡路大震災を経験していない世代である生徒たち。再現映像や展示を通して震災当時の様子を知り、語り部の方のお話を聞くことで、災害の現実をより具体的に感じ取ったようでした。
特に印象的だったのは語り部さんのお話の時間。予定時間を大きく超えるほど、心のこもったお話をしてくださいました。
生徒たちはメモを取りながら、目線を合わせ、相槌を打ち、時には質問もしながら真剣に耳を傾けていました。

校外学習の後は、学んだことや感じたことをもとに、自ら問いを立てて探究する事後学習に取り組みました。
「どんなことが気になったのか」
「何を問いにするのか」
「調べた情報の中で、どれを根拠として使うのか」
これまでのクイズづくりよりも一段階レベルの高い課題に、生徒たちは苦戦しながらも挑戦を続けました。
また、今回の校外学習に参加できなかった生徒も、これまでの校外学習から興味のあるテーマを選び、問いを立てて探究を進めました。

悩みながらもまとめ上げた内容は、キャンパス内発表会で発表。
自ら問いを立て、情報を集め、考えを組み立てていく過程が伝わる発表が並びました。生徒同士で質問やアドバイスを行う姿からは、「聞く力」も確実に育っていることが感じられました。


さらに、発表は大阪キャンパスだけにとどまりません。バーチャルキャンパスの朝活の時間にも、全校生徒に向けて発表を行いました。
キャンパス内発表で受けたアドバイスを踏まえ、内容をブラッシュアップして臨む生徒もおり、その意欲の高さが印象的でした。
発表を聞いていた生徒や教員も驚いた様子で、最後にはバーチャルキャンパス上で自然と拍手が起こりました。


事後学習に取り組んでいる最中は、
「どうやって内容を深めればいいのだろう」
と悩み、もがいている姿も見られました。
発表後には
「もっと調べればよかった」
「ここに焦点を絞ればよかった」
と悔しそうに話す生徒もいましたが、その一方で、やりきった達成感も感じているようでした。
教員としても、生徒たちが想像以上に力をつけていることに驚かされました。キャンパス内発表では、それぞれの個性が光り、一人ひとりの思考の跡が見える素晴らしい発表となりました。また、生徒同士が的確なフィードバックを行っている姿からも、今回の探究活動の意図をしっかり理解していることが伝わってきました。
校外学習は「行って終わり」ではありません。
訪れた場所で得た学びを、自分の問いとして深めていくことが大切です。
大阪通学コースでは、今回の防災学習のように、問いを立て、検証し、結論を導く探究活動を今後も続けていきたいと思います。
2026/03/10学校生活大阪キャンパス