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ワオ高校が誇る「哲学カフェ」が12月5日（金）、ワオ高校バーチャルキャンパスにて、ついに“100回”の節目を迎えました。
10回を1シリーズとし、毎回大きな一つのテーマを深めてきた哲学カフェ。現在の第10シリーズのシーズンテーマは「偶然」。記念すべき今回は、「平和：『みんなが求めているのに…』〜カントとの語らい」を題材に、参加者たちが1時間の思索と対話を行いました。

平和って何だろう？カントの言葉を手がかりに考える時間

当日は哲学部の生徒をはじめ、小中学生の参加者も多く集まりました。
問いはシンプルでありながら、とても深いもの。

「そもそも平和ってどんな状態？」
「どうすれば戦争は起きなくなるの？」

難しいテーマにもかかわらず、参加者は“自分ならどう考えるか”という視点から率直に発言を重ねていきました。 カントら哲学者が平和をどのように捉えていたのかを手がかりに、「それって本当？」「別の見方は？」と視点を広げながら、対話が丁寧に積み重ねられていきました。

話す人も、聴く人も、どんな関わり方でも“考える楽しさ”を味わう場

哲学カフェには、積極的に意見を述べる人もいれば、静かに耳を傾けながら内側で思索を深める人もいます。 どんな参加の仕方でも歓迎されるのが、この場のあたたかさです。

初めて参加した中学生からは、
「ワオ高生が自分の言葉で語る姿に感動した。思わず自分も発言したくなった」
という嬉しい声も寄せられました。

100回の積み重ねの先に、また新しい100回が始まります。
ワオ高校の哲学カフェが、これからも“考えることを楽しむ仲間の輪”をさらに広げていきますように。