教養探究で哲学・科学・経済が
学べる通信制高校

12月2日（火）、ワオ高校バーチャルキャンパスにて、2年生による「総合的な探究の時間」の発表会を行いました。生徒たちは実際にある企業から提示されたテーマをもとにグループで話し合い、オリジナルの事業アイデアを企画。探究活動の成果として、オンライン上で堂々とプレゼンテーションしました。

多様な社会課題に向き合う、ユニークな事業アイデア

企業から示されたテーマは、どれも社会課題と深くつながるものばかりです。
大手スーパーマーケットへの提案では、貧困問題の解決につながる「公共倉庫事業」や、フードロス削減に向けた料理イベントの企画などを発表しました。

「自然との共生」をテーマに掲げた建設会社へは、森の中のカフェ構想や、太陽光発電パネルを再利用する循環型の仕組みなど、視点の異なる提案が並びました。
また、着物販売会社への提案では、AIを活用した着物柄のデザインやバーチャル試着、さらには「思い出の着物を車の内装として蘇らせる」というユニークな事業案まで飛び出し、聞いている側もワクワクする内容となりました。

バーチャルキャンパスで仲間と磨き上げたプレゼンテーション

生徒たちは11月に岡山本校で実施したスクーリングでの話し合いに加えて、バーチャルキャンパスで自主的に何度も集まり、資料づくりや意見交換を重ねてきました。本番のプレゼンでは、その積み重ねが伝わる堂々とした説明と、社会のリアルを捉えたアイデアが光りました。

今回の発表で完成したプレゼンテーションは、教育と探求社が主催する「クエストカップ」へ応募予定です。 バーチャルとリアルを行き来しながら学びを深める2年生の姿に、今後の成長がますます楽しみになる時間となりました。