2025/12/05学校生活東京キャンパス

11月21日に、東京キャンパスの通学コース生5名が、東京体育館で開催していたデフリンピック(ろう者の国際スポーツ大会)を観戦しました。
多様な個性を知識ではなく“実感として”受け取る、貴重な校外学習となりました。
当日は12時半にキャンパスへ集合し、全員で千駄ヶ谷駅まで移動。

大きな会場に足を踏み入れた瞬間、思わず「すごい…!」という声があがるほどの熱気に包まれていました。
観戦したのは卓球競技。
スタートの合図に音だけでなく光や文字が使われていること、選手やスタッフが手話でスムーズにコミュニケーションを取っていることなど、普段のスポーツ観戦とは違う工夫が至るところにあり、生徒たちは興味津々。
得点が決まると、持参した特製ハリセンで笑顔いっぱいに応援する姿も見られました。

今回の校外学習の目的は、
というもの。
実際に観戦した生徒たちからは、
「どうやって試合が成立しているのか、工夫が全部勉強になった」
「会場内のやりとりが、手話でもちゃんと伝わるんだと分かった」
といった声が上がりました。
競技に向き合う選手の集中力や努力にも刺激を受け、
「自分の学びへの姿勢を見直したい」と話す生徒もいたほど。
今回のデフリンピック観戦は、単にスポーツを見るだけでなく、
「体験から学ぶ」多様性教育として非常に価値のある時間となりました。
知識として知っていたことも、実際に目の前で起きているやりとりや会場の工夫を見ることで、理解の質が大きく深まったようです。
ワオ高校 東京キャンパスでは、今後も多様性・共生をテーマにした校外学習を継続して実施していきます。
生徒一人ひとりが、社会のさまざまな在り方に触れ、自分らしい学び方・関わり方を考えていける機会をこれからも大切にしていきます。
2025/12/05学校生活東京キャンパス
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