ワオ高校通学コース（岡山本校）の生徒が、4月に行われた新入生スクーリングに合わせ、「美術館ツアー」を企画しました。

スクーリング最終日の4月26日（金）、通学コース生と新入生、教職員約20人で、岡山市立オリエント美術館（岡山市北区）を見学。地域に直接出向き、学びを深めました。

歴史、美術、博物館学の目線で見学

スクーリング初日の通学コースの２、３年生が新入生の前で、岡山市立オリエント美術館の特長や展示物の魅力についてプレゼンテーションを行いました。

「せっかく岡山に来た機会に」と岡山県外からスクーリングに参加している新入生が多く参加してくれました。

美術館には、ワオ高校の社会、美術担当の教員に加え、学芸員資格をもつ教員が引率として参加しました。

所蔵品や展示品の数々をゆっくりと見て回りながら、歴史的な観点から見た展示物のもつ意味合い、美術的な観点から見た造形的な魅力に加え、博物館として展示物を大切に守りながら来館者にいかに魅せる展示をしているかを、それぞれの教員が専門分野の立場から語りました。

生徒は、教員の話を聞いたり、自身の目で気になる展示品を探したりしながら館内をめぐり、好きな展示品について簡単なレポートをまとめていました。

また、館内には西アジア地域の民族衣装が並んでおり、生徒や教員が実際に試着してつかの間の海外気分を味わいました。

通学コースでは引き続き、地域の文化施設や企業などに出向き、リアルでの学びを充実させていく予定です。