2026/11/05学校生活通信制高校

10月29日(木)、通信制高校のワオ高校では、全学年を対象にした特別活動「金融教育」をオンラインのバーチャルキャンパスで実施しました!
講師は、昨年の特別活動と同じく、みずほフィナンシャルグループの元島大輔さんにご登壇いただきました。今回は「ベーカリーを創業・運営する」という実践的なワークショップに挑戦。
事業計画から資金調達、収支計画まで、起業や経営のリアルを短い時間で体験しました。
まずは、銀行からの融資など、事業を始めるための資金調達について簡単にレクチャーを受けた後、生徒たちはグループに分かれ、オリジナルのベーカリーの事業計画を考えます。
「学生向けにしようか?」
「ファミリー向けなら、どんな商品が喜ばれるかな?」
ターゲットやお店のコンセプト、看板商品、価格設定などについて、活発に意見を交わしました。
続いて挑戦したのは、収支計画づくり。ベーカリーを経営するには、原材料費だけでなく、人件費や家賃、設備費など、さまざまなコストがかかります。
売上があっても、利益がなければ事業を続けることはできません。生徒たちは、売上と経費のバランスを考えながら、経営を成り立たせる方法を話し合いました。
「AIを使って在庫管理をすれば、食品ロスを減らせるのでは?」
「地産地消を取り入れて、原材料費を抑えよう!」
ワオ高校の教養探究の授業で「経済」についても学んでいるワオ高生たちは、難しいテーマにもかかわらず、具体的な事例を挙げながら、自分たちのベーカリーのコンセプトを具体化していきます。
いよいよ、完成した事業計画を銀行役の元島さんにプレゼンテーション!メインとなる商品や価格、経営方針などを2分で詳しく話しました。
プレゼン内容について、元島さんからは鋭い質問が飛んできます。
「コンビニのパンと何が違うのですか?この商品を選んでもらえる根拠は?」
「看板商品があんパンだけど、本当にそんなに売れますか?あなた自身、月に何回くらい食べていますか?」
生徒たちは、自分たちの考えたコンセプトや商品の魅力を一生懸命説明します。元島さんからは「コンセプトは素晴らしいです!」との評価がある一方、「プランは修正しないと、銀行から融資は難しいですね」という厳しめのアドバイスも。「実際の融資の場面では、もっと厳しい聞き取りを行っています」という言葉に、生徒たちから驚きの声が上がっていました。
銀行から融資を受けるためには、魅力的なアイデアだけでなく、数字や根拠に基づいた説得力のある事業計画が必要なのです。
最後に元島さんから、売上が変化する要因や設備投資と利益のバランスなど、実際の企業経営について詳しく解説していただきました。特に印象的だったのは「利益を出すために、ただ人件費などを削ればよいわけではない」というお話です。企業には、従業員の生活を守ることや、社会に価値を提供することなど、さまざまな社会的責任があります。
今回の金融教育では、資金調達や収支計画といったお金の知識だけでなく、「企業はどうやって利益を生み出すのか」「社会にどんな価値を提供するのか」についても考えることができました。
ワオ高校では独自教科・教養探究で経済について学んでいます。今回は、実践的な内容の金融教育を受けたことで、より経済の学びを深めることにつながり、自分の将来や社会との関わりを考える貴重な機会となりました。
みずほフィナンシャルグループと元島さん、今年もありがとうございました!
2026/11/05学校生活通信制高校
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