2024/04/18教養・リベラルアーツ学校生活
ワオ高校のオリジナル科目である「教養探究」の前期授業が始まりました。
前期で4回、バーチャルキャンパスに集まる「オンライン対話授業」があり、生徒たちは自分自身の考えを言葉で表現するだけでなく、対話を促し議論を活発にさせる「ファシリテーション」の力も養います。
前期授業では、哲学探究の「懐疑」「価値観」「自由」「正義」、数理科学探究の「微分積分」「確率統計」「ゲーム理論」「データサイエンス」の授業を実施しました。
「パンデミックの際にマスクを法律で義務化するという意見。あなたはどう考える?」
「違法行為なく注意するだけでの『自粛警察』は問題ないのか」
「欧米でおもちゃの男女分け廃止が進んでいるのはなぜ?」
「前を走るハイヒールの女性に、足の速い男性は追いつくことはできない。それはなぜか?」
などの問いが出され、生徒たちは哲学的・科学的な視点に立って考えを表現しました。
この教科では、教職員は生徒に一方的に教える立場ではなく、教職員自身も意見を述べます。また、生徒たちは進行役を務めたり、データを調べたりする役目を自然と分担することで、対話をうまく進めていきます。
2・3年生が対象の授業であるため、対話は自然と活発な雰囲気で進行。授業で疑問が残った生徒がバーチャルキャンパスに残り、教職員も交えてさらに問答する姿も見られました。
2024/04/18教養・リベラルアーツ学校生活