2026/03/19学校生活

宮城県牡鹿郡女川町で実施してきた「女川スタディツアー」。
3日目は、これまでの学びをもとに「活動人口」をテーマにしたワークに取り組みました。女川に関わる人を増やすためには、どんな魅力を、どんな人に届ければよいのか。それぞれがターゲットを設定し、「女川に来たくなるポスター」を制作しました。
これまでの街歩きや地域の方との交流の中で、生徒たちはそれぞれに心が動いた瞬間がありました。
「海が見えるまちとして生まれ変わった景色」
「地域の方の温かさ」
「復興のストーリー」
「新しい挑戦が生まれている場所」
そうした“推しポイント”を軸に、誰に届けたいのかを考えながらポスターを制作。デザインも内容も個性豊かな作品が並びました。互いのポスターを見ながら、「そこに注目したんだ」「その視点は面白い」と感想を伝え合う姿も見られました。
4日目は、ポスターの発表会を実施。女川の魅力や可能性について、それぞれの視点からプレゼンテーションを行いました。
発表後は、足湯に入りながらジャーナリングの時間。静かな環境の中で、自分がこの4日間で感じたことや考えたことを書き出しました。その後の全体リフレクションでは、生徒たちから多くの言葉が生まれました。

「これまで、こんなに地域の方とお話する機会がなかった。都会では他人は“怖い”“危ない”対象と見ていたけれど、女川では違った。これからはたくさんの人と交流していきたい」
「当たり前が当たり前ではないと感じた。時間を大切にして、“やりたい!知りたい!聞きたい!”を後回しにせず、すぐ行動できる人になりたい」
「田舎って不便で良いところはないと思っていたけれど、人と人とのつながりや絆に心を打たれた。田舎の方がめっちゃ良いのでは?!女川だけでなく、日本各地の地方にも行ってみたい」
「初めてをたくさん経験して、トライすることの面白さを知った。失敗を恐れるのではなく、“まずやってみる!”を大切にしていきたい」
「女川が好きになったと同時に、自分の地域のことも同じくらい好きになりたいと思った。地元に帰ったら、普段は見えていない魅力を探す目を持ちたい」
それぞれの言葉から、このスタディツアーが生徒たちにとって大きな気づきの機会になったことが伝わってきました。
3.11を経験した宮城県女川町。
深い悲しみを乗り越え、“海が見えるまち”として新しいまちづくりを進めてきました。
復興のリアルと、人が前を向くエネルギーに触れた3泊4日。
生徒たちはこの場所での体験を通して、地域との関わり方や、日本の未来について考えるヒントを見つけました。
女川で得た気づきは、ここで終わりではありません。
それぞれの地域に戻った生徒たちが、この学びをどのように生かしていくのか。これからの行動にも注目です。

2026/03/19学校生活
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