2025/06/18学校生活イベント
6月18日(水)、ワオ高校のバーチャルキャンパスで、朝活の時間を使ってビブリオバトル(書評合戦)が開催されました。
今回のイベントは、「自分の好きな本を紹介し合い、読んでみたい本=“チャンプ本”をみんなで決める」という企画。 司会は大阪梅田キャンパスの梶原先生と松﨑先生が担当し、温かな雰囲気の中でスタートしました。
ビブリオバトルに登場したのは、1年生から3年生までの4名の生徒たち。
3分という限られた時間の中で、それぞれが本への想いや魅力を言葉で伝えるプレゼンテーションに挑戦しました。
◆ 2年生・Sさんの紹介本:「かわいいピンクの竜になる」(川野芽生)
ロリータファッションの背景にある「反逆精神」に注目したエッセー集を紹介。
「“かわいい”という言葉だけでは語れない奥深さがあり、ジェンダーやセクシャリティについて考えさせられる本」と熱く語ってくれました。
◆ 2年生・Mさんの紹介本:「えんとつ町のプペル」(西野亮廣)
鮮やかなイラストと感動の物語が魅力の絵本について、「何度読んでも飽きない、読むたびに同じ感動がある」と話し、その美しさに心を打たれている様子が印象的でした。
◆ 1年生・Tさんの紹介本:「たったひとりのサバイバル・ゲーム!極寒の雪山を脱出せよ」(トレイシー・ターナー)
選択肢によってストーリーが変わるゲームブック。
「本が苦手な人でも楽しめるし、サバイバル知識も得られるのでおすすめ」と実用性もアピールしてくれました。
◆ 3年生・Fさんの紹介本:「未来をひらく 宇宙のことば」(産業編集センター)
宇宙飛行士や研究者たちの名言が、美しい宇宙の写真とともに綴られた一冊。
Fさんは「ネットで名言は探せるけど、これは“物体”として手元に置いておきたい本。特に“宇宙は世界中のどの人からも、たった80マイルのところにある”という言葉に心を打たれた」と語りました。
バトルの最後には、参加者による投票を実施。
見事「チャンプ本」に選ばれたのは、3年生・Fさんの紹介した『未来をひらく 宇宙のことば』でした!
「普段読まないジャンルの本を知ることができた」
「他の人の本の感想が聞けるっていいな」
など、本を通じてお互いの世界をのぞくような体験に、生徒たちから前向きな感想が多数寄せられました。
チャンプ本に選ばれた『未来をひらく 宇宙のことば』は、購入して岡山本校・東京飯田橋キャンパス・大阪梅田キャンパスの3拠点に設置予定です。
読んでみたいと感じた人が、実際に手に取ることができる環境も整えていきます。
今後もビブリオバトルを定期的に開催したい!と、企画者の梶原先生&松﨑先生は意欲的です。
「言葉で好きな本を語る」という体験が、本をもっと楽しむきっかけになるかもしれません。
次回も、新たな“推し本”との出会いに期待です!
2025/06/18学校生活イベント