高校生「だから」起業する
アントレプレナー(起業家)とは新しい仕事を生み出す人です。社会が今、何を必要としているのか。自分には何ができるのか。その組み合わせの中から商品やサービスを創り出す。そこに「正解」はありません。今回出題したような「答えが1つでない問題」にチャレンジしようという気持ちが大事です。
起業は、自分と社会を知るための最善の方法です。将来を決めきっていない高校生だからこそ、起業の学びを通して、社会のこと、自分のことをしっかり理解し、その先の進路を選んでほしいです。仮に将来会社員になるにせよ、一度でも起業したという経験は、人生の大きな武器になります。
必要なのは特別な「才能」ではなく正しい「トレーニング」
起業家というと特別な才能やあふれる情熱を持った人、というイメージがありますが、実は違います。正しいトレーニングを受ければ、誰でもなれるのです。
それを証明したのがアメリカのマサチューセッツ工科大学が開発した起業家育成プログラム「24steps」。これで毎年900人以上の新しい起業家が誕生しています。社会の変化やニーズを知る学び。自分の好きや得意を明確にする学び。新しい商品やサービスを実現するための学び。会社を創り、活動し続けるためのお金についての学び。全部で24の学びを組み合わせた最先端の起業メソッドで、科学的に起業家になるステップを登っていけます。