2021/10/26その他
10月22日(金)の特別活動は、先週に引き続き「キャリア学習-DYL(Design Your Life)-」を実施しました。
今回のテーマは「実際に働いている人の講話を通して“働く”ことのイメージを持つ」こと。
株式会社マイナビ 進学事業部の水戸岡 真治先生をお迎えし、”働く”ことに関する様々なお話をお聞きしました。
水戸岡先生が働いている株式会社マイナビ 進学事業部は、「高校生の視野を広げる」ために活動されています。
例えば、志望理由書を一緒に考える、高校生のうちからこんな力を身に付けておくことが大切だということを講演会で伝える、などの活動です。
最終的には、「将来必要とされる人材を一緒に作っていく」ことが目標だそうです。
そんな水戸岡先生から、高校生のうちから「物事を俯瞰して見ること」を心がけてほしいとお聞きしました。
「答えのない課題」に対応していくことが求められるようになった現代社会では、課題を発見して解決していく能力を伸ばすことが大切です。
物事を俯瞰して見ることができるようになれば、1つの物事に対して色々な考え方ができるようになります。
その結果、今まで気付かなかった課題を発見したり、課題を解決するためのアイデアを考えることができるようになるそうです。
また、将来進学先や就職先を選ぶときにも活用できる、ということもお聞きしました。
例えば、「ハンバーガーが好きだからハンバーガーに関わる仕事がしたい!」と思ったとします。
この時、あなたはどんな仕事を思い浮かべますか?
おそらく、「ハンバーガーショップの店員」を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか?
このブログを書いている私も、同じことを思い浮かべました。
しかし、ハンバーガーに関わる仕事は、ハンバーガーを開発する仕事や広告デザインを考える仕事、材料を輸入・製造する仕事など様々です。
それに気付くためには、物事を様々な視点から捉え、考えを巡らせることが必要です。
このように、将来やりたいことができた時、自分の選択肢の幅を広げるためにも、「物事を俯瞰して見ること」は大切になるそうです。
それだけでなく、「進学先や就職先は必ずよく調べてから決めること」も心がけてほしいということもお聞きしました。
よく調べずに進学や就職をしてしまうと、こんなところだと思わなかった!こんな勉強や仕事がしたかったのに!と後悔するそうです。
そのため、パンフレットや資料を取り寄せたり、インターネットで情報を探したりすることで、メリット・デメリットをしっかり比較することが大切だと言われていました。
他にも、水戸岡先生の経験も踏まえたお話をたくさんお聞きし、とても充実した講話になりました。
水戸岡先生、貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました!
2021/10/26その他